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種類がたくさん ペットのメモリアルグッズ

2024年04月17日

ペットのメモリアル向けの商品として昨今、さまざまなメモリアルグッズが販売されています。現代の生活スタイルに合った商品も数々登場しています。
そこで今回は、ペット用のメモリアルグッズをご紹介したいと思います。

かつては、人間用の品物で済まされていた

かつて、ペット用の仏壇や仏具を見かけることは、それほど多くはありませんでした。ペット用の仏具といっても、人間用の仏具に犬のような足跡が付けてあるだけなど、デザイン性に乏しく、粗末な商品ばかりでした。また、100円ショップで購入した人間用の写真立てを飾っていたり、使用していた人間用の茶わんにお骨を安置していたりする飼い主の方もいました。
しかし、「ペットは家族のような存在」と認識される時代になると、ペット供養に対する意識も変化していきました。
「大切なペットだからこそ、悔いを残さずに、きちんとしたお別れをしてあげたい」
そのように考える飼い主の方が多くなったのです。
そうした意識の変化を受けて、現在では、ペットのメモリアルグッズのバリエーションも増えてきています。

ペットのメモリアルグッズの種類は豊富

ペットのメモリアルグッズの種類は多く、デザインも豊富です。仏具を中心に、和風のものだけでなく、マンションやモダンなインテリアにも合うようなスタイリッシュなものが最近、人気を集めています。色も、ピンクやブルーなどのパステルカラーを基調とした可愛らしいものが増えています。そのような商品は、見ているだけでも心が和みますよね。
種類が多いこともあるのでしょう。商品の値段にも、数千円から数万円程度と幅があります。
ここでは、ペット用の代表的なメモリアルグッズをご紹介します。

● 位牌(いはい)

ペット用の位牌は、人間用の位牌と同様の製法により作られたオーソドックスなものから、記念碑のような形状をしたものまで、バラエティー豊かです。無垢(むく)材などの天然木を使用した位牌のほかに、明るい印象を与えるアクリル樹脂製の位牌や、透明度の高い美しいクリスタルガラス製の位牌が人気です。アクリル樹脂製やクリスタルガラス製の位牌には、ペットの名前や亡くなった年月日などの文字や、生前の写真を彫り込んだタイプもあります。

● 骨壺(こつつぼ)、骨壺カバー

ペット用の骨壺は、色や柄・模様がデザインされた、さまざまなものが販売されています。熟練職人が丁寧に作った陶器の骨壺、ペットの生前の写真がプリントされた骨壺、お骨の一部を納める(分骨する)小型の骨壺などもあります。
骨壺を覆うカバーも最近、バリエーションが充実しています。インテリアになじむものや、可愛らしい色やデザインのものも増えています。
骨壺と骨壺カバーは、ペット霊園などの施設内で購入できる場合が多くなっています。いずみペット霊苑でも、骨壺カバーを取り扱っています。

● ペット用仏壇、仏具セット

位牌や骨壺、写真、花立てなどをまとめて安置できるのが、ペット用仏壇です。仏壇と聞けば、観音開きの扉がある、人間用のものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ペット用仏壇にも、そうした典型的なタイプのものがあります。基本的な構造は人間用と大きくは変わりませんが、サイズは人間用と比較すると小さくなっています。
ちょっと見たところでは、小物入れやオルゴールのような外観をした仏壇もあります。これは、ふたを立ち上げて使うタイプの仏壇です。最近では、アート感覚を重視したものや、手づくり感のあるものなど、デザインの工夫されたものが多くなっています。
また、位牌、写真立て、花立て、香炉などがセットになった仏具セットも、人気を集めています。供養に必要な仏具が一通りそろっていて、単品を個別に購入する手間が省けるため、便利です。加えて、セットとしてコンパクトにまとめられていますので、置き場所にも困りません。

● メモリアルカプセル、キーホルダー、ペンダント

お骨や遺灰の一部、爪、歯、毛などを納められるカプセルが付いたキーホルダーやペンダントなどは、愛するペットの形見を日常的に携帯したり身につけたりして持ち歩けます。普段からファッションとして身につけられる、シンプルなデザインのアクセサリーもあります。そうしたアクセサリーや小物を、お守りのように身につけると「安心する」という飼い主の方もいるのは、「ペットといつでも一緒にいられる」との思いからなのでしょう。ペットは亡くなっても、涙の向こう側でいつも、そんな飼い主の方を見守っています。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。「いずみペット霊苑」は、位牌、ペット用仏壇、メモリアルカプセルなどのメモリアルグッズも各種取りそろえ、皆さまをお待ちしています。仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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秋保温泉で400年以上燃え継がれる「聖火」

2024年03月04日

「聖火」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
多くの方が「オリンピック」と答えると思います。
実は、仙台の秋保温泉にも聖火があります。しかし、この聖火は、オリンピックとは何の関係もありません。では、どのような聖火なのか気になるところです。
そこで今回は、秋保温泉の旅館で燃え続けている聖火をご紹介します。

伊達政宗ゆかりの名湯 秋保温泉

仙台駅から車で30分ほどの場所、名取川が形成した河岸段丘上に位置する秋保温泉。同じ宮城県内にある鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに、「奥州三名湯」に数えられる温泉です。

秋保温泉の歴史は古く、6世紀半ばの欽明(きんめい)天皇の時代まで、さかのぼります。欽明天皇が病を患った時に、勅使を遣わして秋保の湯をくみ取らせ湯あみしたところ、病がたちどころに完治したことから、「名取の御湯(みゆ)」と称されるようになったといいます。

秋保温泉を中世以来、代々管理してきたのが、秋保温泉を代表する老舗旅館「伝承千年の宿 佐勘」を営む佐藤家です。佐藤家は、平安時代末期に、平家の落人だった先祖が秋保の地に定着。家業として代々、温泉と森林や河川を管理してきました。江戸時代初頭には、佐藤家は、仙台藩から湯守(ゆもり)に任命されます。秋保で温泉を管理するとともに、入湯客のために宿屋を営業してきました。佐勘は、初代仙台藩主 伊達政宗も訪れ、その後、何代もの藩主が宿泊する由緒ある湯宿となりました。

秋保温泉は、佐勘に、江戸時代から明治時代に開業した3軒を加えた4軒の時代が長く続きました。1960年代後半以降は、大規模旅館の開業が相次ぎ、温泉地が急速に拡大しました。現在、秋保温泉には、十数軒の温泉施設があります。佐勘では、名取川を眼下に望む「河原の湯」など、風情あるお風呂でほっこりと湯あみが楽しめます。現在の社長は、佐藤家の34代目です。

火事を教訓に聖火を守り続ける

近世になって、佐勘は、火災により、屋敷と湯宿が全焼してしまいます。1593年(文禄2年)に再建できたものの、当時の佐勘当主だった佐藤勘三郎は大変責任を感じていました。そこで、勘三郎は、往復48日間をかけ紀州国(現在の和歌山県)の高野山に参って、二度と火災に遭わないように祈願します。その際、勘三郎は、高野山の奥之院にある「貧女の一灯」から火縄に移して火を持ち帰りました。高野山から預かってきた火を、佐勘では「家宝の聖火」として1日も絶やすことなく守り続けています。その聖火は今も、館内の主屋(おもや)と呼ばれるスペースの囲炉裏で燃え続けています。その様子や雰囲気に触れたとき、佐勘の歴史を肌で感じ取れるのではないでしょうか。主屋には、伊達家ゆかりの貴重な品々も展示されています。

聖火の火の番は、フロント係が兼ねているそうです。2011年に東日本大震災が起こった時、心配したフロント係が真っ先に駆けつけましたが、聖火は無事でした。

火による災難に遭ったのに、火を炭に移して燃やし続けている。「災いを転じて福となす」という意味があるのでは? そう思いたくもなります。

聖火は現在まで、佐勘の歴史と共に、脈々と受け継がれています。

あの聖火を照らすのは…。新しいものを拒まないスピリット

聖火が燃え続ける囲炉裏を照らす照明設備は、仙台を代表する企業の一つであるアイリスオーヤマによるLED電球です。佐勘では、照明のLED化を積極的に進めています。囲炉裏上方の照明のシェードは、使われなくなった火鉢を再利用したものだそうです。斬新ですね。そこには、「新しい技術を取り入れながらも、古き良きものを未来に伝える」という佐勘の柔軟な考え方が表れています。老舗旅館でありながら、古き良きものをかたくなに守るのではなく、新しいものや変化を拒まない。佐勘は今日も、元気にお客さまを迎え入れています。

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生誕100年「忠犬ハチ公」の供養とお墓にまつわるエピソード

2024年02月28日

「忠犬ハチ公」の物語の主人公として有名な秋田犬(あきたいぬ)のハチは、1923年(大正12年)11月10日に秋田県大館市で誕生して100年がたちました。ハチ公は今でも、世界中で愛されている存在です。ハチ公の生誕100年を記念して、故郷の秋田県や、物語の舞台となった東京都渋谷では関連イベントが開催されました。

ハチ公は、日本の農業土木の生みの親といわれる上野英三郎教授に飼われていました。現在の東京都渋谷区松濤(しょうとう)にあった上野邸から、ハチ公は、渋谷駅や、教授が勤務していた駒場(現在の東京都目黒区駒場)の東京帝国大学農科大学(現在の東京大学農学部)まで、教授の送り迎えをしていました。

ハチ公の死と供養

ところが、1925年(大正14年)5月21日、上野教授は大学で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。
飼い主の教授が亡くなった後も、ハチ公は渋谷駅に通い続けます。
教授の死から10年が経過した1935年(昭和10年)3月8日未明、ハチ公は、東京・渋谷駅の南側にある稲荷橋付近で亡くなっているのが、近所の酒屋の店主によって発見されました。満11歳でした。当時の犬の寿命からすれば、長生きだったと思われます。ハチ公の変わり果てた姿を見た酒屋の店主は、すぐに交番に届け出ます。ハチ公の遺体は、ハチ公が生前たむろしていた渋谷駅の小荷物室に安置されました。

ハチ公の死は、速やかに遺族のもとに知らされます。連絡を受けた、上野教授夫人、教授亡き後にハチ公の世話を任せられていた渋谷の植木屋の家族たちが続々、渋谷駅に駆けつけ、ゴザの上に安置されたハチ公と対面しました。ハチ公には末期の水が与えられ、毛並みが整えられたとのことです。

ハチ公の供養は、渋谷駅の駅舎を使って執り行われました。その場には、地元渋谷の仏教会から僧侶が16人呼ばれました。なお、一周忌は、渋谷駅の銅像前で実施されています。

飼い主に寄り添うハチ公のお墓

その後、青山霊園(現在の東京都港区)で盛大な葬儀が行われ、ハチ公は送り出されます。
ハチ公の遺体は、飼い主の上野教授の勤務先だった東大農学部で解剖されたのち、毛皮は、国立科学博物館の手により剥製(はくせい)となります。遺骨は、研究用の骨格標本として、日本犬の保護に力を尽くしたことで知られる斎藤弘吉氏が自宅に保管していましたが、1945年(昭和20年)の東京大空襲により消失してしまいました。

ハチ公のお墓は、青山霊園にあります。上野家の墓所には、教授のお墓に寄り添うように、犬小屋のような石祠(せきし)が。その下にハチ公の霊が眠っています。ハチ公のお墓には、今もなお、多く人たちが訪れます。

焼き鳥の串が死因?

二度と帰らない飼い主を迎えるために、10年も駅に通い続けたハチ公。その死因は、何だったのでしょうか。
ハチ公の遺体は、東大農学部で病理解剖されました。その結果、胃から、大小4本の焼き鳥の串が見つかります。このことを根拠に、焼き鳥の串が胃に刺さったことによる事故死説まで唱えられてきました。ハチ公は生前、上野教授から焼き鳥を食べさせてもらうなど、焼き鳥の味は知っていたようです。しかし、「焼き鳥説」は今では、誤りであることが判明しています。
東京大学農学部資料館には、2006年から、ハチ公の心臓と肺がホルマリン固定標本として展示されています。2011年、東大で保存されているハチ公の臓器をMRIにより分析したところ、心臓と肺に悪性腫瘍が発見されました。
このことから、現在では、ハチ公の死因はがんである可能性が高いとされています。

亡くなる1年前にすでにあった渋谷駅のハチ公像

ハチ公といえば現在、渋谷駅前に設置されたハチ公像を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。このハチ公像は、ハチ公の亡くなる1年前の1934年(昭和9年)に建てられました。この時すでにハチ公は、新聞に取り上げられたことをきっかけに、「忠犬ハチ公」として一躍有名になっていました。生前に銅像が建つくらい、世間ではハチ公ブームが熱を帯びていたのです。
ハチ公が亡くなると、その日の夕方には、訃報を知った3000人余りの人が渋谷駅の銅像前に殺到しました。銅像には、たくさんの花輪やハチ公が生前大好物だったチョコレートなどが供えられます。さい銭箱に香典を入れる人も、ひっきりなしに訪れました。

現在のハチ公像は、1948年(昭和23年)に再建された2代目です。外国人観光客にも人気となっています。
ハチ公の像は、渋谷駅前のほかに、ハチ公の故郷である大館市の大館駅(JR奥羽本線/花輪線)前と大館駅ホーム、秋田犬会館の前にあります。日本だけではありません。米国ロードアイランド州のウーンソケット旧駅舎前、韓国の全羅北道(チョルラブクト)にある義犬公園内、カンボジアのプノンペン市内のノロドム通りにもあります。

また、東大農学部と、教授の故郷である三重県津市の久居駅(近鉄名古屋線)前には、ハチ公と飼い主の上野教授の像が立っています。

ペットは、家族のような存在です。大切なペットだからこそ、悔いを残さずに、きちんとしたお別れをしてあげたいですね。

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ペットにかまれた! 犬、猫、ハムスターにかまれたときの注意点

2024年02月20日

環境省の報告によれば、日本全国で毎年4000件以上の犬にかまれる事故[咬傷(こうしょう)事故]が発生しています。咬傷事故を起こす原因動物の大多数は、犬(66%)と猫(28%)です。これに、ハムスターなどが続きます。ただし、咬傷事故は、報告されていないケースも多くあるため、実際には、報告されている件数の数倍発生していると想定されます。死亡例もありますので、無視できません。
そこで今回は、犬、猫、ハムスターにかまれたときに注意すべき点をご説明します。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/files/r04/2_3_1.pdf

犬にかまれたときの注意点

犬は、猫よりも歯が鋭くないものの、かまれたときの傷は大きくなりがちです。咬傷時に強い衝撃や圧迫を受けて、皮膚と筋肉の組織が破壊されることも多くあります。さらに、腕をかまれた場合には、反射的に腕を引いてしまうと、衝撃や圧迫による損傷に加えて、引きはぎ損傷が生じる可能性があります。
犬が物をかむ力を侮ってはいけません。犬の本気のかむ力は、鉄板を貫くほどとの報告例もあるくらい強力です。猫と比べて、より深部の血管損傷を伴う咬傷事故は、犬のほうが多く報告されています。
犬にかまれたときは、皮膚上の表面的な傷だけでなく、血管、筋肉や腱(けん)、神経なども損傷している可能性があることに注意する必要があります。かまれた際に負った傷の痛みのほかに、傷口より深い部分にも違和感がある場合には、問診の際に医師にその旨を伝えるようにしましょう。

猫にかまれたときの注意点

猫は、犬と比べて、歯が鋭くなっています。そのため、猫にかまれると、猫の口の中にすむ細菌[口腔(こうくう)内常在菌]が傷口から組織の深い所まで入り込んで、感染症を起こす可能性が高くなります。
猫による咬傷では、犬による咬傷と比較して、患者自身が軽症と判断して医療機関の受診を控えたり、受診が遅くなったりするケースが多いことが報告されています。具体的には、医師の診察を受けるまで、犬による咬傷では平均0.46日に対して、猫による咬傷では平均1.64日もかかっています。しかしながら、猫にかまれた後、医療機関の受診を控えたり、受診が遅くなったりするのは、良くありません。犬・猫にかまれた後24時間以内に受診した場合と比べて、かまれた後24時間以降に受診した場合では、感染率が3倍以上に増えるためです。
猫にかまれたときは、傷口から感染する可能性が高いため、かまれたら、なるべく早く医療機関で見てもらうことが大切です。

ハムスターにかまれたときの注意点

ハムスターにかまれた場合、傷が小さいことなどから、医療機関を受診することは、あまりありません。また、傷が深い所まで及ぶことも少ないため、感染症の心配もほとんどありません。
ハムスターにかまれたときに注意しないといけないのは、「アナフィラキシー」と呼ばれるアレルギー反応です。ハムスターなどのネズミの仲間の唾液(だえき)には、アレルギー反応を起こすタンパク質が含まれています。傷口からハムスターの唾液が体内に入ると、アレルギー反応によって、じんましんや腹痛といった軽度の症状にとどまらず、ぜんそく症状や呼吸困難などの激しい症状を起こすこともあります。ハムスターにかまれて心肺停止に至った、という報告例もありますので、油断は禁物です。
ハムスターにかまれたときは、傷そのものだけでなく、アナフィラキシーにも注意する必要があります。ハムスターにかまれた後、容体が急変する可能性もあります。くしゃみや鼻水が止まらない、皮膚にかゆみや赤みがあるなど、症状が軽めの場合でも、放置せずに、医療機関で適切な処置を受けたほうがよいでしょう。

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ペットも大切な家族 ペットの七五三・初詣をご紹介

2024年01月23日

「ペットは家族の一員」という考え方が広がるにつれて、自分の子どもと同じように、ペットの七五三や初詣をする飼い主の方が増えています。
こうした背景のひとつには、現在、日本国内で飼育されている犬と猫の数が、人間の子どもの数を上回っている、という事実があります。
今やペットは、子どもと同じように大切な存在となりました。ペットにも「大事な節目はお祝いしてあげたい」と、飼い主の方は考えるようになってきています。
そこで今回は、ペットの七五三・初詣を実施している神社を、いくつかご紹介したいと思います。

市谷亀岡八幡宮(東京都新宿区)

市谷亀岡(いちがやかめがおか)八幡宮は、「生類憐(あわれ)みの令」を出したことで有名な江戸幕府第5代将軍 徳川綱吉の母 桂昌院らから、厚い信仰を得ていました。そのゆかりもあって、動物に優しい神社として知られています。三柱のご祭神は、生き物を守ってくれる神様です。
同神社では、2000年からペットの初詣を始めました。2023年のペットの初詣は、予約を上限の700組まで受け付けるほどの人気ぶりでした。犬・猫のほかに、ウサギ、小鳥、カメ、フェレット、ハムスター、イグアナ、ヤギ、ミミズクも、ご祈願を受けます。
ペットの七五三は、2008年から実施しています。同神社でペットの七五三をする飼い主は、毎年350組以上。2023年に同神社で子どもなどの七五三をした人は約50組だったことから、ペットの七五三は、人間の子どもよりも、はるかに数が多いことがわかります。七五三以外にも、同神社は、ペットと一緒に、病気回復や手術成功といった諸祈願もしてくれます。

湊稲荷神社(新潟県新潟市)

新潟市の信濃川河口の船着き場近くにある湊稲荷神社は、回して願掛けをする珍しい「回るこま犬」が鎮座していることで有名です。昔、花街の女性たちが、港から船乗りが出て行かないように、こま犬を回し頭を西の方角に向けて荒天を祈願したところ、西風が吹いて出帆どころではなくなった、という言い伝えがあります。それをきっかけに、さまざまな願いを持った人たちが訪れる神社となりました。
同神社がペットの七五三を始めたのは、2020年。2023年の秋は、5組が七五三をしました。2022年からは、地元の犬・猫専用オーダーメイドの着物店とコラボして、ペットがレンタルの晴れ着を着て写真を撮影できるようになりました。犬・猫、小動物の健康長寿祈願や病気回復祈願も受け付けています。

今宮神社(埼玉県秩父市)

近年、パワースポットとして人気の高い、埼玉県秩父市の今宮神社(通称は秩父今宮神社)。同神社では、くぐると疫病を払うとされる「茅(ち)の輪」を、ペット用に設置しています。2015年に、夏の間だけ、夏の風物詩「茅の輪くぐり」のため、ペット用の直径約1メートルの茅の輪を設置しました。2020年からは、新型コロナウイルス感染症の影響により、いつでもくぐれるように年中、茅の輪を設置しています。
皆さまのご近所にも、ペットの七五三や初詣などを実施している神社があるかもしれません。そのような神社に心当たりがあって、ペットと一緒に参拝する予定がある場合は、普段の散歩のコースにその神社を入れて、ペットをあらかじめ環境に慣らしておくとよいでしょう。

ペットの七五三や初詣などについては、一律のルールはありません。しかしながら、動物が苦手な参拝者もいます。ペットを連れて参拝する際には、例えば小型犬であれば境内ではだっこするかカートに入れて運ぶなど、周りの参拝者への配慮が必要です。

ペットは、家族のような存在です。大切なペットだからこそ、悔いを残さずに、きちんとしたお別れをしてあげたいですね。
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えっ、ハムスターって冬眠するの? 最新の研究成果をご紹介

2023年12月26日

愛くるしい目、キュートなおしり……。
いつも可愛らしい姿を見せてくれるハムスター。
ハムスターは、ペットとして抜群の人気があります。ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターなどがおなじみですね。

今回は、ハムスターの冬眠に関する北海道大学の最新研究成果(https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/231018_pr.pdf)をご紹介します。

野生のゴールデンハムスターは冬眠します

そもそも、ハムスターは、冬眠するのでしょうか。
実は、ペットとして飼われているハムスターのほとんどの種類は、冬眠しません。
しかし、イラクからブルガリアにかけての乾燥地や傾斜地にすむ、野生のゴールデンハムスター(シリアンハムスター)は、冬眠することが知られています。秋の終わりから冬の寒さの厳しい時期に、食物をほお袋に詰めて運び、地下の巣穴で冬眠するのです。冬眠期間中は、時々目覚めて、巣穴の中に貯蔵した食物を食べて生き延びます。
他方、野生のジャンガリアンハムスターやチャイニーズハムスターは、冬眠しません。

哺乳類や鳥類のように、常にほぼ一定の体温を維持する動物(恒温動物)は、寒さが厳しく餌の不足する冬の時期になると、活動を停止して冬ごもりに入ります。哺乳類では、約4070種のうち、コウモリ、シマリス、クマなど、約240種が冬眠すると考えられています。これらの動物は、生きるために体温を低くしてエネルギーを節約する、驚異的な生命維持システムを備えています。
しかしながら、冬眠は、冬季の消費エネルギーを節約するだけのシステムではないことがわかってきました。それを突き止めたのは、北海道大学の研究グループです。

冬眠を終えた直後に「夏型」になるゴールデンハムスター

北海道大学の山口良文教授らの研究グループは、温度や明るさを変えられる環境下でゴールデンハムスターを飼育して、体温を調べました。

その結果、ゴールデンハムスターが冬眠から目覚めた直後に、周囲(外界)が冬の環境のままであるにもかかわらず、体温の変動リズムが「夏型」になることがわかりました。
野生のゴールデンハムスターの体温リズムは、季節によって変化することが知られています。日照時間の長い夏季では、暗くなる頃に体温が高まり活動しやすくなる「夏型」のリズムになります。一方、日照時間の短い冬季では、暗くなってから数時間遅れて体温が高まる「冬型」のリズムになります。

本研究の結果から、ゴールデンハムスターは、冬の環境に合わせて冬型の体温リズムで冬眠を始め、冬眠を終了する頃には自発的に夏型の体温リズムに戻って活動を再開することがわかりました。これは、ゴールデンハムスターが、巣穴から出てくる時の日長にあらかじめ適応しているためです。それにより、冬眠を終えて地上に出ても、ゴールデンハムスターは、”時差ぼけ”や“季節ぼけ”とならずに、春に活動しやすくなると考えられます。

このように、哺乳類の冬眠は、消費エネルギーを節約して冬を耐え抜くその場しのぎのものではなく、冬眠後、体内のリズムを春の活動期に合わせる仕組みを含むことが示唆されました。

ハムスター冬眠の研究が、「冬季うつ」のメカニズム解明につながる?

人間は冬眠しませんが、動物の冬眠に類似する生理現象はいくつか知られています。そのうちの一つが、冬季うつ症です。冬季うつ症は毎年、秋から冬にかけて、うつ病に似た症状が現れる病気です。具体的な症状としては、無気力状態になる、集中力や活動性が低下する、朝起きられなくなる、炭水化物を過剰摂取するなどが挙げられます。動物の冬眠でも、これらに似た特徴が観察されています。

本研究で得られた知見を今後さらに検討していくことにより、冬季うつ症のメカニズムなどの解明につながる可能性があります。

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ペット供養は変わり者のすることだった? ペットを巡る時代による意識変化

2023年12月21日

皆さまにとって、ペットはどのような存在ですか?
現在は、「ペットは家族のような存在」と考える飼い主の方が多くなっています。
そのような大切な存在ですから、「ペットの死にはきちんと向き合いたい」という飼い主の方も増えています。
にわかには信じがたいことですが、かつては、ペットを家族として扱ったり、ペットを人間と同様に供養・葬送したりすることが「おかしい」と感じられていた時代がありました。

今回は、ペットを巡る時代による世間の意識の変化について、お話ししたいと思います。

現在、ペットは「かけがえのない家族の一員」

一般社団法人 日本ペットフード協会によると、2022年の日本国内で飼育されている犬と猫の数は、約1590万匹と推計されるとのことです。その数は、2022年4月1日現在の15歳未満の子どもの数1465万人(総務省統計局によるデータ)を上回ります。私たちは現在、子どもの数よりも犬・猫の数のほうが多い社会に暮らしています。

人間とペットとの関係も、時代とともに変容しています。番犬やネズミ駆除などの人間の暮らしに役立たせることを目的とした時代から、「かけがえのない家族の一員」と認識される時代へと変わりました。このことは実際に、さまざまな調査結果からも明らかになっています。例えば、アイペット損害保険株式会社が、犬・猫を亡くした経験のある方1000人を対象に2023年に実施した「ペットロスに関する調査」では、8割近くの方がペットを家族のような存在と捉えていました。

今やペットは、大切な家族の一員として、なくてはならない存在となりました。

ペットを供養する人は「変わり者」とされた明治~昭和期

一方、明治から昭和時代にかけては、ペットの供養・葬送は、世間の目に違和感のある行為に映りました。それに加えて、ペットを家族のような存在と捉える考え方は、現在とは違い、主流ではありませんでした。
例えば、明治13年(1880年)の読売新聞の記事には、かわいがっていたペットの犬[狆(ちん)]が亡くなった際に、飼い主夫婦が僧侶を呼んで読経してもらい、遺体を東京・深川の墓地に埋葬した、という話題が掲載されています。記事の最後は、愛犬家夫婦を「よっぽどの変わり者」と結んでいます。明治から昭和時代にかけて、新聞には、ペットの供養・葬送に関する話題がいくつも掲載されていました。こうした話題が新聞に登場することからも、ペットに対し人間と同様に供養して墓地に埋葬する行為は当時、世間から奇妙な目で見られていたのです。

新聞だけでなく、テレビドラマにも、ペットを家族のように扱うことに抵抗を示す人がいた世の中だったことがうかがえる描写がありました。
昭和48年(1973年)に日本テレビ系列で放映された刑事ドラマ「太陽にほえろ!」(石原裕次郎ら出演)では、失踪した犬を懸命に探す高齢の飼い主に対して、「犬なんか探して何になる」という世間の冷たい反応が描かれています。昭和48年の時点では、飼い主がペットと家族同然に接することが、滑稽な出来事として処理されていました。放映当時の視聴者には、それほど違和感がなく受け入れられたとしても、現在の感覚からすると、違和感を覚えてしまいます。

ペットが「家族」として認識されるようになったのはバブル期から

ペットに対するイメージが変わってきたのは、1988年から1991年にかけての、いわゆる「バブル期」の頃からです。
この頃になると、ステータスとして、ラブラドールやシベリアンハスキーといった大型犬を飼うことが流行しました。
また、バブル期には、佐々木倫子作の漫画『動物のお医者さん』(白泉社)のコミックスが2000万部以上を売り上げ、人気を博しました。この作品では、ペットの気持ちをせりふとして書き込むことにより、ペットがまるで人間であるかのように描写されていました。後にテレビドラマ化もされた『動物のお医者さん』は、「ペットの人間化」をさらに促進させたといえます。

その後、バブルは弾け、大型犬の流行は廃れます。しかし、トイプードルやチワワを中心とする小型犬ブームとなった現在でも、ペットは家族の一員として認識され続けています。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
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榴岡公園付近に陣を構えた奥州藤原氏

2023年12月12日

仙台市宮城野区西部にある榴岡公園は、四季を通して仙台市民に広く親しまれ、市内有数の憩いの場になっています。
今からおよそ830年前、榴岡公園の一帯は、源頼朝が率いる鎌倉方が東北地方に攻め入ったときに、奥州藤原氏最後の当主、藤原泰衡が陣をおいた場所としても知られています。「国分原鞭楯(こくぶがはらむちだて)」。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡(あずまかがみ)』には、そのように記されています。「国分原」が宮城野原、「鞭楯」が現在の榴岡公園の辺りとされています。

仙台市民の憩いの場 榴岡公園

榴岡公園は、仙台駅から東に1 kmほどの場所にあります。仙台藩四代藩主、伊達綱村が京都から取り寄せたシダレザクラなど1000本あまりをこの地に植えたのが始まりといわれています。都市公園としては1902年(明治35年)、宮城県により開設されました。この地は、それよりも前から、つつじの名勝として広く伝えられてきました。
1989年(平成元年)に「日本の都市公園100選」に選ばれた同公園内には、約300本のサクラのほか、ウメ、ツバキ、フジ、ハギなどが植えられています。「つつじがおか」というだけあって現在も、つつじは10種類ほど植えられています。こうした植物たちが、季節ごとに公園に彩りを添えている。そう感じるだけでも、公園を歩く楽しみがグンと増すのではないでしょうか。
伊達政宗も、仙台城の築城候補地としていました。奥州藤原氏が本陣を構えた地に城を建てようとしたとは。何か不思議な縁を感じずにはいられません。

奥州藤原氏の哀れな末路

1189年(文治5年)、源頼朝が率いる鎌倉方と奥州藤原氏の軍勢との戦いの火ぶたが切って落とされます。
奥州藤原氏の平泉方は、伊達郡阿津賀志(あつかし)山(現在の福島県伊達郡国見町)から阿武隈川に至る長大な堀をめぐらせ、藤原泰衡の腹違いの兄にあたる国衡を大将として、鎌倉方の軍勢を迎え撃ちます。阿津賀志山の合戦は、双方数万の軍勢が相対。奥州合戦最大の激戦となりました。
一方、泰衡は、名取川と広瀬川を防衛ラインとして、その北側の国分原鞭楯に布陣。国衡の後方の援護にあたります。広瀬川河原の鎧淵(よろいぶち。現在の宮城県仙台市太白区、宮沢緑地の対岸付近)にも、柵をつくって陣を構えました。
阿津賀志山の合戦で国衡は奮戦しましたが、鎌倉方に陣は突破され、逃亡した国衡は柴田郡大高宮(おおたかみや。現在の宮城県柴田郡大河原町)付近で討ち取られました。頼朝率いる鎌倉勢は、鎧淵も突破して国分原鞭楯に迫ります。兄国衡が敗退したことを知った泰衡は、鎌倉方と戦うことなく、鞭楯の陣地から撤退。平泉の館を焼き、蝦夷々島(えぞがしま。現在の北海道。厚真町方面ともいわれています。)を目指して逃走途中、比内(ひない)郡贄柵(にえのさく。現在の秋田県大館市)で、家臣の裏切りによって殺害されました。
こうして、四代100年にわたる奥州藤原氏は滅亡しました。

頭部のミイラが語る、奥州藤原氏最後の当主泰衡

1950年(昭和25年)に、中尊寺金色堂須弥壇(しゅみだん。仏像を安置する台座)の中に800年間安置されてきた奥州藤原氏四代のミイラ化した遺体が学術調査されました。

奥州藤原氏最後の当主、四代泰衡は、首級(頭部)が納められています。これは、第四頸椎(けいつい)で斬首された首級でした。父の三代秀衡の棺(ひつぎ)のそばに置かれた黒漆塗りの木製首桶(くびおけ)の中から、良好な保存状態で見つかりました。当時の調査担当者によれば、その顔は、ほとんど生前そのままのようだといいます。丸顔で、ふっくらとした頬であって、いかにも若々しく見えたとのことです。歯のレントゲン調査の結果などから、泰衡の没年齢は20歳から30歳と推定されています。若い当主だったことは間違いないでしょう。

しかし、頭や顔には多数の切り傷や刺し傷が見られました。泰衡殺害の状況を考えると、これらの傷は不自然と思えなくもありません。斬首される際に泰衡が首を激しく振って抵抗を試みたとか、誰の顔かわからなくなるくらいに切り刻んだ替え玉の頭部を「泰衡」として頼朝に差し出したとか、そんな説も唱えられているくらいです。

さらに、泰衡の首級を受け取った頼朝は、前九年合戦において源頼義が安倍貞任の首を懸けた儀式に倣い、眉間から太い鉄くぎを打ちつけました。金色堂に現存する泰衡の首級にも、眉間から後頭部を貫通する直径1.5 cmほどの小孔が認められました。これが、泰衡の首とする有力な証拠となったのです。

年齢が若く経験の面でも劣る藤原泰衡が、実力者の源頼朝と政治的駆け引きで渡り合い、合戦でまともに勝負するのは、酷だったのかもしれません。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
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ペットを亡くした悲しみを癒すきっかけ

2023年11月15日

ペットが死を迎えると、飼い主の方は深い悲しみに見舞われます。ペットとの別れは、残念ながら、避けては通れません。ペットを亡くした悲しみを乗り越えるには、どうしたらよいのでしょうか。また、後悔なくペットとお別れするためには、存命中にペットとどのように過ごせばよいのでしょうか。
今回は、ペット関連の保険を取り扱うアイペット損害保険株式会社が、犬・猫を亡くした経験のある方1000人を対象に2023年9月に実施した「ペットロスに関する調査」の結果(https://www.ipet-ins.com/info/35008/)をご紹介します。

ペットロスの自覚があった方は7割強

犬・猫を亡くした経験があって、調査時はペットと一緒に暮らしていない方に対して、ペットロスを経験したことがあるかを尋ねたところ、6割以上の方がペットロスを経験したと回答しました。
また、ペットロスの症状や状態が現れた方のうち74.2%が、ペットロスになっている自覚があったと回答しています。このデータは、前回(2017年度)の調査時よりも、27.5%も増加していました。「ペットロス」という言葉が世間に浸透していくに伴って、飼い主の方も自身の状態がペットロスによるものなのではないか、と認識するようになってきていると推測されます。

ペットを亡くした悲しみを癒すきっかけは、「ペットを悼む気持ちを肯定すること」

犬・猫を亡くした経験のある方に対して、ペットを亡くしたときの悲しみを癒すきっかけとなった出来事について聞いてみました。
その結果、43.5%(複数回答)の方が「ペットを悼む気持ちを肯定すること」を挙げていました。ペットの死を悼み、悲しみを受け入れることで、乗り越えようとされる方が多いといえます。
前回の調査結果と比べると、「ペットの遺品を整理すること」と、「家族や友人など犬・猫とお別れした経験のある人と悲しみを共有すること」の割合が増えていました。コロナ禍を経て、自宅や家族といった身近な環境や関係により目を向けるようになったのも一因と考えられます。

6割の方が、ペットとの別れに後悔を感じている

亡くなったペットに対して、後悔したことまたは後悔していることはあるかを尋ねたところ、57.9%の方が「後悔していることがある」と回答しました。その内容としては、「もっと何かできたのでは、という漠然とした思い」を挙げる方が最も多く48.4%、次いで、「一緒の時間の過ごし方」を後悔している方が46.3%いました(いずれも複数回答)。
一方、「後悔していることがない」と回答した方に、その理由を尋ねたところ、「十分に一緒の時間を過ごせたため」が最多でした(66.5%)。この結果から、ペットを後悔なくお見送りするためには、ペットとどれだけ一緒に過ごしてきたかが重要であることがわかります。また、「老衰で安らかに亡くなったため」が2番目に多い理由となりました(38.7%。いずれも複数回答)。天寿を全うしたのであれば、病気や事故が原因で亡くなった場合とは違い、諦めがつくし後悔しない、ということなのでしょう。

同調査では、ペットを亡くした経験のある方の約半数が、ペットと共に生活することで学び、楽しさや大きな喜びを実感していました。ペットと過ごす時間は、飼い主の方にとって有意義なひとときです。
しかし、家族の一員である大切なペットにも、いつかは最期の時が訪れます。ペットが健やかに暮らせるような環境のもとで、ペットと一緒に過ごす時間を充実させることにより、後悔のないペットライフを送りたいものです。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
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ペット供養の基礎知識

2023年10月24日

ペットが亡くなった後、火葬して納骨したら終わり、というわけではありません。
ペットが亡くなったら、きちんと供養してあげることが大切です。ペットの死を悼み、亡くなったペットに感謝の気持ちを伝えます。それにより、ペットは安らかに眠ることができます。納骨後は、ぜひ定期的に供養してあげたいものです。
そこで今回は、ペットの供養の仕方を中心に、ご説明したいと思います。

ペットの一般的な供養の概要

ペットの供養は、お花、ペットが生前好きだった食べ物や水を供えたり、お線香をあげたりするのが一般的です。
納骨にはさまざまな方法がありますが、納骨後の供養の基本的な構成は、大きくは変わりません。しかしながら、自宅に安置、お墓に埋葬といった納骨法ごとに、どのように供養するのかは、気になるところではないでしょうか。
以下に、納骨法ごとに供養の仕方を見ていくことにしましょう。

供養の仕方1:自宅に安置している場合

自宅の棚などに骨壷(こつつぼ)を置きます。骨壷と一緒に、ペットの写真、食べ物や水、お花を供えます。
おりんや供物皿、水入れ、線香皿、ろうそく立て、花立てなどの供養アイテムや仏具を用意したり、お線香をあげたりして供養します。ただし、そのやり方には、明確な決まりはありません。飼い主の方の気持ち次第です。ご自身が納得できる形を実現してください。本格的に供養してあげたい場合は、ペット専用の仏壇を用意するとよいでしょう。
お骨をそばに置きますので、毎日お参りができます。

供養の仕方2:個別墓地に埋葬している場合

個別墓地での供養は、基本的に人間と同じです。お墓にお花を飾ったり、お線香をあげたりして供養します。特に夏場の場合、生花は、すぐにしおれたり、枯れてしまったりすることがあります。ですので、お花は造花でも構いません。多くのペット霊園では、食べ物を供えることも可能です。ただし、お供えした食べ物は、腐敗したり、カラスなどの動物に食い散らかされたりするおそれがあります。食べ物をお供えする際は、あらかじめペット霊園に確認しておくのが賢明です。
個別墓地の場合は、共同(合同)墓地とは違って、契約している墓地の区画内は、飼い主の方が自ら掃除する必要があります。スケジュールの都合により後片付けに行けない、遠方に住んでいるため頻繁には出向けないといった事情がある場合には、ペット霊園のスタッフが対応してくれる場合があります。こちらについても、事前にペット霊園に確認しておくとよいでしょう。

慰霊祭・供養祭もあります

多くのペット霊園では近年、春・秋のお彼岸の時期などに年に数回、慰霊祭または供養祭を開催しています。その内容は主催者によって違いはあるものの、通常、たくさんのお花を飾った大きな祭壇の前で、僧侶による読経、参加者による焼香、僧侶による記念の法話へと進みます。
慰霊祭や供養祭では、参加する飼い主の方が、亡くなったペットに思いをはせます。こうした場を通して、ペットとの思い出を共有することにより、飼い主の方は気持ちの整理がしやすくなります。

いずみペット霊苑においても、年に2回(春・秋)、合同慰霊祭を開催しています。いずみペット霊苑は、火葬したら終わりではありません。火葬後も、飼い主の皆さまのペットに対する思いを届ける場を提供することで、心のケアができるよう、飼い主の皆さまに寄り添います。

↓↓↓いずみペット霊苑の合同慰霊祭の動画はこちら↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=SNhFLn3TLgk

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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