いずみペット霊園・ペット火葬

〒981-3217 宮城県仙台市泉区実沢字上ノ原9番地

0120-730-940
お問い合わせフォーム

ペットに関する情報 ペットに関する情報

災害からペットを守るためにぜひしておきたい日頃の備え

2024年11月13日

わが国は、毎年のように、大きな地震や水害などによる被害に見舞われています。
災害が起こったときに最初にすることは、飼い主の方自身とそのご家族の安全確保です。しかし、ペットの安全確保についても、普段から考え、事前に備えておく必要があります。
2016年4月に発生した熊本地震の際に、熊本市内で動物病院を開業する獣医師・徳田竜之介氏は、避難所を設けてペット同伴の被災者の方を受け入れるなどの活動に当たりました。徳田氏は、地震での経験から、災害に備えた5か条を提唱しています。
今回は、徳田氏が考案し全国に広がりを見せている、ペットを守るための合言葉「ペット防災“か・き・く・け・こ”」に基づき、犬・猫を中心としたペットに関する災害に備えた平時の対策(事前対策)について、ご説明します。

「ペット防災“か・き・く・け・こ”」って何だ?

では早速、災害に備えペットを守るための合言葉「ペット防災“か・き・く・け・こ”」の「か」から、元気よくスタートしてまいりましょう。

◆か:飼い主のマナー

避難時には、犬や猫が苦手な人とも一緒になります。2009年に千葉県が実施したペットの飼養実態調査によると、犬が嫌いな人は千葉県民の約1割、動物アレルギーの人も同程度いるとのことです。動物に慣れていない方にとっては、動物の鳴き声や臭い、抜け毛などが不快感に直結することがあります。また、アレルギーや感染症のリスクに対する懸念も、ストレスの一因となり得ます。
したがいまして、飼い主として、「他人に配慮する」という最低限のマナーを守ることが大事です。

◆き:キャリーバッグ

次に、「き」です。

猫の場合はキャリーバッグ、犬の場合はケージに入れて避難することが原則です。普段から、キャリーバッグやケージの中に嫌がらずに入る習慣をつけておきましょう。
万一、ペットと離れ離れになったときに、飼い主の方を特定できるよう、連絡先を書いた迷子札や鑑札(自治体により、飼い犬として登録された犬であることを証明する標識)などを付けた首輪やリード、マイクロチップを装着しておくことも大事です。

◆く:薬・ごはん

ペットの避難用品や備蓄品は、飼い主の方が用意しておく必要があります。
キャリーバッグやケージ、伸びないリードや予備の首輪を準備しておくほかに、ライフラインの被害や避難生活に備え、薬、保存可能なフード、療法食や水、食器、トイレ用シートなどを備蓄しておきます。必要な場合には、持ち出せるようにしておきましょう。なお、お気に入りのおもちゃを持っていくと、ペットも落ち着きます。
避難所などにペット用の救援物資が届くまでには時間がかかることがあるため、ペットの備蓄品は、少なくとも5日分、できれば余裕をもって7日分は準備しておきましょう。また、飼い主の方が使用する防災用品と同様に、優先順位を付け、優先順位の高いものは、避難時に持ち出しやすいように、飼い主の方の非常持ち出し袋などと共に保管します。

◆け:健康管理

続いて、「け」にいってみましょう。

避難所などでは、環境の変化によるストレスが原因でペットが体調を崩すことがあります。これまでに、避難所を運営する団体などから、下痢や嘔吐(おうと)、食欲不振などの兆候を示すことが報告されています。また、ほかの動物との接触が多くなることから、感染リスクも高くなります。
普段から、ペットの健康管理には注意を払うことが大切です。狂犬病ワクチンや混合ワクチンを接種したり、ノミやダニなどの寄生虫を予防したりするとともに、ブラッシングやトリミングなどにより動物の体を清潔に保ち、ペットの健康と衛生の確保を心がけましょう。

◆こ:行動・しつけ

最後は、「こ」です。
避難所などにおいて、ペットは、飼い主の方が付き添い、ほかの動物と一緒の部屋での避難生活が何日も続きます。飼い主の方とペットとが速やかに避難するためには、次に挙げるような、日頃からのしつけや社会化が求められます。
・犬の場合は、「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの指示に従うよう、基本的なしつけをしておく。猫の場合は、フードやおもちゃなどで呼び寄せるためのしつけをしておく
・知らない人や動物を怖がらないように慣らしておく
・犬の場合は、むやみにほえないようにする
・キャリーバッグやケージの中にいることに慣らしておく
・決められた場所で排せつできるようにしておく
このようなしつけや社会化は、他人への迷惑となる行動を防ぐだけでなく、ペット自身のストレスも軽減されます。

災害は、ある日突然起こります。
ペットと共に災害を乗り越えるためには、日々の備えが何より大切です。飼い主の方には、災害時だけでなく、平時にも「できること」があります。大切なペットを守るために、今回説明してきた「か・き・く・け・こ」を念頭に置いて、普段から、もしもの時の備えを考えておくことが大事です。
「いざというときに、かけがえのない命を守れるかどうかは、飼い主の方にかかっている」といっても、過言ではありません。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、犬・猫をはじめ、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

↓↓↓お問い合わせは、こちらからどうぞ↓↓↓
https://www.izumi-pet.com/contact_form/