いずみペット霊園・ペット火葬

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ぜひ知っておきたい、ペットロスとの付き合い方

2023年04月25日

ペットを飼っている多くの方は、一度は「ペットロス」という言葉を聞いたことがあると思います。
国語辞典を見ると、ペットロスは、「ペットを失ったことで飼い主に生じる喪失感」と説明されています[『新明解国語辞典(第七版)』(三省堂発行)]。辞典にも掲載されているほどですので、ペットロスは一般的な現象といえそうです。

ペットロスは、人間を失ったときと同様の喪失感を引き起こすことがあります。
しかし、ペットロスは、事前に知っておくことで、予防や早期の軽減が可能です。そうすれば、ペットロスを過剰に不安視しなくて済みます。

今回は、ペットの葬儀事業などを手掛ける株式会社サンセルモが、ペットを飼っている人または飼育経験のある人を対象に実施した「ペットロスに関する意識調査」の結果(https://sorae.life/column/pet-loss/)をご紹介します。

8割強の人が、「ペットロス」という言葉を見聞きしている

ペットを飼っている人(または飼育経験のある人)に、「ペットロスを経験したことがあるか?」と質問したところ、43.2%の人が、「言葉を知っており経験したこともある」と回答しました。また、「言葉は知っているが経験したことはない」と回答した人は、40.2%いました。

この結果から、
・8割強の人が「ペットロス」という言葉を認識していること
・「ペットロス」という言葉を認識している人のうち約半数が、実際にペットロスを経験していること
がわかりました。

ペットロスは、写真や思い出の品を飾って乗り越える

次に、ペットロスを経験した人を対象に、「ペットロスをどのように乗り越えたか?」という質問をしてみました。
すると、「写真や思い出の品を飾る」と回答した人が32.2%と最も多くいました。次いで、「家族とペットについて語り合う」(32.0%)という結果となりました。
また、「後悔のない葬儀を行う」人が29.7%いました。ペットをしっかりと供養することによりペットロスを克服した人が、一定の割合で存在することがわかります。
他方で、「その他」のフリー回答(15.6%)では、「ペットロスを乗り越えられていない」という回答が多数を占めました。ペットロスの克服は簡単ではなく、深刻化または長期化するケースがあることがうかがえます。

小動物・魚類でも、約5割の人がペットロスを経験

ペットロスを経験したことのある人のペットの種類についても、調べました。
その結果、犬や猫に限らず、ウサギ、小動物(ハムスター、リスなど)、魚類、鳥類などでも、およそ半数の人がペットロスを経験していることがわかりました。ペットとの死別は、生き物の種類に関係なく、飼い主にとってはつらいものであることがわかります。

ペットの供養は、ペットロスの予防にもなる

ペットロスは、飼い主の属性や、生前のペットとの関係性などにより、個人差があります。経験しない人もいます。経験者の克服方法も、さまざまです。
時間の経過とともに悲しみが薄れたり、新しいペットを迎え入れることにより癒しを見つけたりすることもあります。とは言え、失った大切な存在は、そう簡単には忘れられないものです。
ペットの供養は、負の感情を浄化するのと同時に、最後までペットのために尽くしたことへの達成感が得られます。後悔のない供養をすれば、ペットロスの克服や軽減につながるだけでなく、予防することもできます。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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企業各社によるペット忌引き、ペット休暇導入の取り組みをご紹介

2023年04月18日

「大切なペットが1日でも長く生きてほしい」
飼い主の方であれば、そう願うのはごく自然なことです。

しかし、ペットの死は、どうしても避けられません。
いつかその時が来るとわかっていても、実際に死を迎えると、飼い主の方のショックと悲しみは計り知れないものがあります。

最近、ペットの死に際して休暇を取得できる制度を導入する企業が増えています。
このような制度を利用してペットとの最後の時間を過ごすことで、飼い主である従業員の気持ちの整理もつきやすくなるでしょう。

そこで今回は、企業によるペットに関する休暇制度導入の取り組みをご紹介します。

最大5日間の休暇が取得可能。幼虫やカメも対象

兵庫県神戸市の工場設備商社、吉岡興業株式会社は、2023年3月から、ペットの死に際して最大5日間の休暇を取得できる「ペット忌引き制度」を導入しました。

同社のペット忌引き制度では、ペットが亡くなった場合、休日・祝日を含む最大5日間の休暇を取得できます。
ペットは、犬や猫だけでなく、昆虫の幼虫やカメ、鳥類なども対象となります。対象のペットを細かく限定しなかったのは、「従業員の気持ちに寄り添った柔軟な対応で、ペット共生社会実現の足掛かりとしたい」という思いからです。

従業員は事前に、同居しているペットの写真を貼付したうえで、名前と年齢を所定の申請書に記載。これを会社に提出しておくことにより、制度を利用できます。

ペットを最後まで見届けてから、仕事に戻ってほしい

同社のペット忌引き制度は、ペットの死の前日と前々日も対象とすることにより、従業員がペットの最期を見届けられるようにしています。
同社の吉岡洋明社長は、
「『ペットの犬や虫が死んだくらいで』というのではなく、しっかり生き物に気持ちを向けて切り替えてから仕事に戻ってもらうほうが従業員にとってもよい。今の時代の価値観にも合っている」
と考えています。

社長自身も、犬とセキセイインコを飼っています。ペットと死別した飼い主のつらさは、社長には想像が付くのでしょう。
実際に社長は、ペットの死で落ち込む従業員の姿を目にしたことがあるそうです。
このことが、制度導入のきっかけとなりました。

さまざまな企業で広がるペット休暇導入の取り組み

吉岡興業のペット忌引き制度と同様の取り組みは、近年、さまざまな企業で広がっています。その中からいくつかの事例を、以下にご紹介します。

アイペット損害保険株式会社(東京都江東区)

ペット関連の保険を取り扱う同社は、2016年から「ペット休暇制度」を導入。制度は、ペットの死に際して年に最大3日間取得できる「ペット忌引き」と、ペットと過ごすため最大2日間取得できる「ペット休暇」からなる。犬や猫のほか、ハムスターやイグアナ、カメなども制度の対象としている。

株式会社滝の湯ホテル(山形県天童市)

温泉旅館「ほほえみの宿 滝の湯」を運営する同社は、2020年から、ペットの死や危篤に際して社員が取得できる「ペット休暇」を導入している。

ペットを愛し、大切に育てている飼い主の皆さまへ

日々のケアはもちろん、最後のお別れまで、かけがえのない時間をペットと共に過ごすことは、何よりも大事です。
ペットはもはや、家族の一員といっても過言ではありません。だからこそ、納得のいく供養をして、きちんとお見送りしたいものです。ペットに寄り添い、思い出に残る最後の時間を過ごしましょう。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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【参考文献】

濱川太一. “「ペット忌引き」幼虫やカメも対象 神戸の設備商社が導入したワケ”. ITmedia ビジネスオンライン. 2023-04-05.
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2304/04/news104.html