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ペット保険の基礎知識

2025年02月25日

ペットには、人間とは違って、公的な医療保険がありません。そのため、医療費は全額、飼い主の自己負担となります。犬や猫の医療費は、高額になることが珍しくなく、見過ごせません。こうした経済的な負担を減らすには、ペット保険への加入も選択肢の一つです。ペット保険に加入することにより、ペットを動物病院に連れていくハードルが下がりますので、病気を見つけやすくなるなどのメリットもあります。
そこで、今回の記事では、ペット保険の仕組みや注意点などについて、ご説明したいと思います。

保険加入には年齢制限がある

一般に、犬は7歳から、猫は11歳から、シニア期に入るといわれます。
ペット保険の新規加入には、7歳や12歳までといった年齢制限がある商品がほとんどです。ですので、シニアになってから加入しようと先延ばししないようにしましょう。
ペット保険の掛け金は、ペットの年齢に応じて上がるのが一般的です。ただし、商品の中には、掛け金の引き上げが3歳ごとであるプランや、10歳以降の掛け金は一律(据え置き)というプランもあります。

補償の割合や範囲はさまざま

ペット保険は、ペットの通院・入院・手術にかかった医療費の一定割合の補償が基本です。かかった診療費や治療費に対する補償の割合は、プランにもよりますが、50%か70%が一般的です。例えば、診療費が1万円の場合、補償割合70%のプランであれば7000円を補償、飼い主の方は3000円を自己負担します。
通院や入院、手術に対して1日あたりに支払われる保険金の限度額のほか、年間支払限度額、支払回数の制限がある保険もあります。この場合、限度額などが大きいプランほど安心です。
また、ペットが病気やケガにより保険期間中に死亡した場合に、飼い主の方が負担した火葬や葬儀などの費用を補償する特約を設けた商品もあります。

請求方法は2種類

病院の窓口でペット保険の保険証を提示して、補償額が引かれた金額(飼い主の方の自己負担分のみ)を支払う「窓口精算型」の商品が便利です。
窓口精算できない商品は、いったん全額を立て替えて、後日、領収書や書類を保険会社に送り補償額を請求します。
ただし、前者の「窓口精算型」は、後者の「立替請求型」と比べて、手間がかからない分、保険料が高くなる傾向があります。

生涯で払う保険料のシミュレーションが大事

いくら大切なペットとはいえ、家計に多大な影響を及ぼすほどの掛け金を支払うというわけにはいきません。
ペット保険に加入する前に、ペットの生涯で支払う保険料がトータルでいくらかかるのかをシミュレーション(試算)する必要があります。
例えば、保険の価格などの比較サイト「価格.com 保険」(https://hoken.kakaku.com/pet/)では、「ペット種類(犬または猫)」、「品種・体重」や「年齢」を指定することで、ペット保険の保険料のシミュレーションができます。
食事や飼育環境の改善などによって、犬も猫も、平均寿命が延びています。ペットは、年齢が上がれば上がるほど、医療費もかかります。ペットが長生きすると、保険未加入の場合、医療費が100万円を超えることも珍しくありません。こうしたことから、ペット保険を長く加入し続けたときの負担も考えておく必要があります。ペット保険の加入を検討する際は、ペットの種類や年齢だけでなく、家計にも見合った商品を選びたいところです。

ペットが亡くなったら、保険解約の手続きはお早めに

ペットが亡くなった場合、加入しているペット保険は、解約の手続きをします。日割り計算が適用されて保険料がかかる場合もありますので、解約手続きは早めにしておくのが賢明です。
ペット保険によっては、ペット保険会社から、死亡を証明するもの(例えば、獣医師が交付した死亡診断書、ペット霊園が発行した領収書)の提出を求められる場合があります。ペット保険の解約手続きに際しては、契約内容などを確認すること、ペット保険会社に問い合わせることを怠らないようにする必要があります。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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「アニマルセラピー」をご存じですか?

2025年02月18日

介護施設や医療機関において、犬などの動物と触れ合う「アニマルセラピー」を活用する動きが広まっています。リラックスしたり、楽しい気持ちになったりするだけでなく、認知症予防や病気の治療に前向きにさせる効果などが期待されるためです。
そこで本記事では、アニマルセラピーの具体的な内容や効果をご紹介したいと思います。

アニマルセラピーとは

「アニマルセラピー」とは、動物と触れ合うことによって人間に癒しを与えることです。
ペットが安心してくつろぐ姿を目にすると、ペットの飼い主の方も、安心して心が穏やかになります。また、ペットをなでると、気持ちよい感触で癒されます。
このようなペットが飼い主の方にもたらす癒しの力を、飼い主の方以外の人たちにも分かち合おうと、アニマルセラピーという形でその機会が提供されています。
動物が介在することで、人間の体を健やかに、心を幸せにして、人や社会とのつながりを築くことが、アニマルセラピーの主な目的です。
アニマルセラピーは現在、医療や介護、教育など、さまざまな分野で活用されています。

アニマルセラピー活動の種類とその内容

アニマルセラピー活動は、目的などにより、おおまかに次のように分けられます。

動物介在活動

動物と触れ合うことにより楽しい時間を共有、レクリエーションとして楽しんでもらうことを目的とする活動です。一般に、アニマルセラピーと呼ばれる活動の多くは、このタイプです。高齢者施設やグループホーム、ホスピスなどで行われています。動物がいるだけで笑顔や会話が増え、和やかな気分や雰囲気となります。

動物介在療法

人間の医療の現場で行われる代替医療の1つです。医療従事者が、機能や病状の回復を図るために、治療を受ける方に合わせた明確な治療目標を設定したうえで、適切な動物とボランティア(ハンドラー)を選択。ハンドラーは、医療従事者の立てた計画に沿って、動物をハンドリングします。治療後は、治療効果を評価します。

動物介在教育

動物と暮らしたことのない子どもたちに、動物との正しい接し方を体験学習したり、命の大切さや思いやりの心を育んだりしてもらうために、小学校、幼稚園や保育園などを訪問して行われる活動です。人間の脳がさまざまなことを一番吸収しやすいのは、10歳ごろまでとされています。そうした時期に動物と触れ合う機会を持つことにより、子どもの知能や社会性を育てる、という教育効果も期待できます。

付添犬

虐待などの被害を受けた子どもが、自分の受けた経験について、安心して、司法関係者や医療従事者などに話せるよう手助けをするために特別に認定され、派遣されるのが付添犬(つきそいけん)です。付添犬は、事情聴取などで自分のつらい体験を思い出すことで、さらなるトラウマを抱えないように寄り添い、精神的にサポートします。2020年7月には、関東の地方裁判所において被害者の子どもが刑事裁判の公判で証言する際、初めて付添犬の同伴が認められました。

読書サポート犬

発語に課題を抱える子どもの読み聞かせ相手として、「読書サポート犬(読書介助犬、読書教育支援犬)」もいます。たとえ読み間違えたり、つっかえたりしても、犬はそれを指摘せずに、寄り添い、聞き役に徹してくれるため、子どもは気兼ねなく本を読め、安心感や自己肯定感が芽生えます。欧米には、図書館に常駐して働く読書サポート犬もいるそうです。日本の図書館などでも近年、読書サポート犬の活動は広がりを見せています。

アニマルセラピーにより期待される効果

アニマルセラピーがもたらす主な健康効果は、次のとおりです。

認知症予防

高齢者の方は、運動不足になりがちです。しかし、セラピー犬と接することで、セラピー犬との散歩が楽しみとなります。定期的に体を動かすことにより、病気のリスクを低下させ、健康増進につながります。また、外で日を浴びてセラピー犬と散歩すれば、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が促進。心身のリフレッシュにもなります。その結果、認知症の予防も期待できます。

リハビリ意欲の促進

例えば、脳血管障害により手が不自由になった高齢者の方が、セラピー犬をなでようと不自由なほうの手を伸ばすことで、リハビリ効果につながります。
また、言葉がうまくしゃべれなくなった高齢者の方が、セラピー犬に「お座り」などの指示を出して、セラピー犬がそれをできた時に褒めたり、セラピー犬の名前を呼んで話しかけたりすることにより、言葉の回復につながります。

ストレスの軽減

セラピー犬に触れていると、どんな人も思わず笑顔になります。人間は、笑うことにより、快楽をつかさどる物質の1種であるエンドルフィンが脳内で分泌され、ストレスや痛みから解放されて、幸せな気分になります。
また、セラピー犬に話しかけたり、セラピー犬を介してアニマルセラピストと話したりすることで、心がオープンになる、という精神的な効果もあります。

コミュニケーションの促進

緩和ケア病棟のがん患者がセラピー犬との触れ合いを通じて、看護師とのコミュニケーションが円滑になったとの報告もあります。
また、NPO法人 日本アニマルセラピー協会の大村敬氏によれば、初めてセラピー犬に接した高齢者施設の入居者の方が、セラピー犬が介在することで、アニマルセラピストとも初対面であっても、まるで昔からの顔なじみであるかのように会話が弾むそうです(日本義肢装具学会誌. 2022, vol. 38, no. 4, p. 285-291)。さらに、セラピー犬とアニマルセラピストが施設を定期的に訪れることにより、セラピー犬との触れ合いを通して、アニマルセラピー参加者間のコミュニケーションも生まれます。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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