いずみペット霊園・ペット火葬

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「ペット探偵」をご存じですか?

2026年07月28日

自分の飼っているペットが迷子になったら、どうすればよいのでしょうか。飼い主の方が自力で探すには、限界があります。
そのようなときに、頼りになるのが「ペット探偵」です。ペット探偵は、行方不明になったペットを捜索するスペシャリストです。
そこで本記事では、ペット探偵を取り上げ、そのお仕事内容や依頼する際の注意点などについて紹介します。

ペット探偵のお仕事

ペット探偵は、飼い主の方から依頼を受けて、行方不明になったペットを捜索・保護します。
ペット探偵は、一般にはあまり知られていない職業です。この仕事をしている方は、日本全国に数えるほどしかいません。
「ペット探偵」という公的な資格はなく、開業する際には、一般の探偵業とは違い、都道府県への届け出は必要ありません。

ペット探偵の主なお仕事の内容は、次のとおりです。捜索期間は、チラシの配布やカメラの撮影などを見込んで、1日あたり5~8時間×3日間が多いようです。

【ペット探偵の主なお仕事内容】

飼い主の方への詳細なヒアリング

ペットがいなくなった日時や場所、ペットの特徴や性格、失踪時の状況、普段の行動範囲などを飼い主の方や家族から聞き取り、捜索エリアや方法を決める。同時に、飼い主の方や家族がすぐにできることについても、アドバイスする。

捜索方針の策定

ヒアリングの内容や失踪場所周辺の地形などから、逃走経路や隠れそうな場所を予測。地図上でエリアを区切って、捜索する順番や時間帯を決める。

現地での聞き込み、目撃情報の収集

近隣の住民の方やお店への聞き込み、不動産管理会社や自治体への確認などを通じて、目撃情報を集める。

ポスター&チラシ・SNSの活用

ポスター・チラシの作成および掲示・配布、SNSや迷子掲示板への投稿などにより、情報の拡散をサポートする。

ペットの保護

目撃地点周辺に捕獲器を設置し、カメラの映像や痕跡を確認しながら、ペットを安全に保護できるようにする。

捜索状況や結果の報告

その日の捜索終了時に、依頼者に進行度合いを報告する。ペットを発見した場合は、依頼者に連絡。発見されたペットの確認のために、可能な限り依頼者に現場に来てもらう。

猫の捜索依頼が8割

ペット探偵に捜索が依頼されるペットの8割は、猫です。次に、犬が多くなります。
「ペット探偵」と名乗る以上は、猫・犬以外の動物も捜索します。フェレットやプレーリードッグ、ウサギ、モモンガ、ヘビ、トカゲ、フクロウ、インコ、昆虫など、ありとあらゆるペットが捜索の対象となります。
捜索して無事に発見できる確率は、猫が約80%、犬が約75%、そして、フェレットなどの小動物が約70%に上ります。
ペットの探し方は、動物によって異なります。ペット探偵は、動物の特徴を考え合わせて探し、保護します。

ペット探偵は夏が大忙し

ペット探偵には、「猫が脱走したので、探してほしい」という依頼が多く寄せられます。
猫の脱走しやすい状況として最も多いのが、窓や玄関ドアなどの隙間から出ていってしまうパターンです。窓やドアが開いた一瞬の隙に、するりと抜け出してしまいます。
猫は、“液体”にたとえられるほど、驚異的な柔らかさを備えています。飼い主の方が「これはさすがに無理だろう」と思うような、わずかな隙間であっても、体をしなやかに絞り込みながら、いとも軽々と通り抜けてしまうことがよくあります。

猫や犬が行方不明になるシーズンとして最も多いのが、夏です。夏は、窓を開けることが多くなるため、猫や犬が外に出てしまいます。こうしたことから、ペット探偵も夏が繁忙期となります。
一方、戸締まりがしっかりしている冬は、猫・犬が外に出てしまうことが減ります。

ペット探偵に依頼する際の注意点

ペット探偵に依頼する際には、信用できる業者であるかどうか情報を集め、捜索範囲や調査内容、料金などを事前に確認しましょう。

「ペットを探します」という場合は、依頼者の代わりにする、依頼者を手伝うという契約(準委任契約)となるため、業者は、仕事を完成させる義務を負わず、ペットが見つからなかったとしても、支払いが発生します。

「ペット探偵」を名乗る業者の中には、ごく一部ではありますが、依頼を受けお金だけもらって、「探しています」などと言ったきり、実際にはほとんど何もしない「名ばかり探偵」もいます。

対応がずさんな「名ばかり探偵」は、SNSによる情報拡散などを通じて、たちまち信用を失うおそれがあります。
これに対して、丁寧で確かな仕事をするペット探偵は、依頼者から寄せられる信用と信頼を積み重ねながら、健全な姿勢を保ち続け、サービスの質を着実に高めています。

近年では、ペット保険に「ペット探偵による迷子捜索サービス」といったペットの捜索サービスが付帯されている商品もあります。条件を満たせば、自己負担を抑えられる場合があります。

仙台市泉区の「いずみペット霊園」は、開園20年を迎えます。
「いずみペット霊園」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊園」までお気軽にご相談ください。

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学校では教えてくれない なぜ、お骨上げをするの?

2026年07月21日

日本人は、ご遺骨に対するこだわりが、世界的に見て非常に強いとされています。その背景にあるのは、亡くなった方に対する思いを、抽象的な記憶としてではなく、ご遺骨という具体的な対象へと投影する、日本人特有の死生観です。これは、ペットに関しても同様です。
今回の記事では、「お骨上げ(おこつあげ)」に焦点を当て、火葬後のお骨上げの意味、地方によって異なるお骨上げ、ペットのお骨上げなどについて、紹介したいと思います。

お骨上げの意味

お骨上げとは、火葬したご遺体からご遺骨を拾い上げることです。お骨揚げ、拾骨ともいいます。
火葬後のお骨上げは、欧米には見られない習慣です。欧米では、ペットのご遺体を火葬する場合、ご遺骨に対して日本ほど執着がないため、火葬して一区切りつける、というケースが多いようです。
お骨上げは、ご遺骨に強いこだわりを持つ日本人ならではの文化といえます。

「遺骨」という語の「遺」の一字にも、亡くなった人や動物に対する特別な思いが込められています。
命を終えた人や動物の存在が、そこで完全に途絶えるのではなく、なおも何らかの形で残り続けていることを、この文字は静かに語りかけています。

お骨上げをする際は、竹と木から出来た、材質が異なる2本のお箸を使います。これには、「普通ではない」という意味があるとされます。最初に喪主の方が、お箸を使ってご遺骨を拾ったあと、ご家族など数人の方が、お箸からお箸へと順々にご遺骨を渡します。そして、最後にご遺骨を受け取った方が、骨壺(こつつぼ)に入れます。

地方によって異なるお骨上げの仕方

お骨上げは、地方によって方法に違いが見られます。

一般に、関東地方とそれよりも北の地方では、ご遺骨全部を集めて骨壺に収め、これを大きな袋(総骨袋)に入れます。他方で、名古屋周辺とそれよりも西の地方では、すべてのご遺骨ではなく、ご遺骨の一部を骨壺に収めてから、総骨袋よりも小さい分骨袋に入れ、収骨します。
お骨上げの仕方は、地域の風習や慣習、宗派などによっても違います。集落ごとに異なることもあるようです。

日本人のご遺骨の捉え方

ご遺骨に対して日本ほどこだわりがない外国の人たちからすると、亡くなった人や動物の骨を拾うという行為は、不可思議に映るかもしれません。
では、日本人は、ご遺骨をどのように捉えているのでしょうか。

「関西学院大学 悲嘆と死別の研究センター」が、喪主を務めた経験がある40歳~79歳の男女500人を対象として、2024年に意識調査を実施した結果、回答者の8割以上が、

ご遺骨は神聖なものであり、大切に扱うべきである
ご遺骨を粗末に扱うと、バチがあたる
と、認識していました。
一方、
ご遺骨を見るのは怖い
ご遺骨は気味が悪い
といった回答は、2割程度でした。

また、回答者の約半数が、
ご遺骨がそばにあると、故人が近くにいるように感じて安心する
ご遺骨の存在が心のよりどころになる
と、捉えていました。

これらの結果から、
多くの日本人にとって、家族や親族などのご遺骨は、恐怖よりも、畏敬の念を抱く対象であること
故人の一部であるご遺骨がそばにあることにより、故人の存在をより身近に感じるため、安心感が得られること
が示唆されました。

ペットのお骨上げ

最後に、ペットの火葬とその後のお骨上げについて、ご紹介します。

ペットの火葬には、大きく分けて、「合同火葬」と「個別火葬」の2つの形態があります。
合同火葬は、ほかのペットと一緒に火葬します。
個別火葬は、ペットのご遺体を1体ずつ個別に火葬します。個別火葬をしたあとは、返骨されます。個別火葬にはさらに、「一任個別火葬」と「立ち会い個別火葬」があります。

【一任個別火葬とお骨上げ】

一任個別火葬は、ペット霊園にすべて任せる形態です。飼い主の方の立ち会いなしで、ペットのご遺体を1体だけで火葬します。火葬したあと、ペット霊園のスタッフがお骨上げをします。お骨は、骨壺に入れて返してくれます。飼い主の方は、都合のよい日時に返骨してもらうことも可能です。

【立ち会い個別火葬とお骨上げ】

立ち会い個別火葬では、飼い主の方や家族が立ち会い、自らお骨上げをします。火葬のあと、飼い主の方たちは、その場で、お骨を骨壺に納めて持ち帰ることが可能です。お骨上げもして最後までペットを見届けることで、ペットへの供養になるだけでなく、後悔の念が残らず、気持ちが楽になります。お子さまにとっても、命の大切さに触れる貴重な機会となるでしょう。

仙台市泉区の「いずみペット霊園」は、開園20年を迎えます。
「いずみペット霊園」は、ペットの一任個別火葬、立ち会い個別火葬に対応しています。亡くなったペットのお迎えから、火葬後のお骨のお届けまで、安心してお任せいただけます。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊園」までお気軽にご相談ください。

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【参考文献】
〇 日本動物葬儀霊園協会. 動物葬祭概論. 日本動物葬儀霊園協会. 第3版, 2019.
〇 坂口幸弘. 人は生きてきたように死んでいく : 「死の準備」してますか?. 光文社, 2026, (光文社新書 ; 1405).

犬・猫の熱中症 初めて飼育する方はご注意

2026年06月23日

近年、地球温暖化などの影響により、熱中症のリスクが高まっています。暑い時期になると、連日、熱中症関連のニュースを見聞きします。人間だけではなく、ペットの犬や猫も、熱中症対策が必要になっています。
ペット保険を手掛けるアニコム損害保険株式会社は、保険金請求データを基に、犬・猫の熱中症の傾向を分析しています。今回は、同社の分析結果から、
・2025年における熱中症による犬・猫の診療件数
・犬・猫の飼育経験と熱中症発症率との関係
・前年に熱中症を発症した犬・猫の翌年の再発リスク
について、紹介したいと思います。

犬・猫の熱中症の診療件数は、6月から激増、7月がピーク

保険金請求データを基にしたアニコム損害保険の集計では、2025年の熱中症による診療件数は、犬が1439件、猫が191件でした。猫は、犬と比べて、熱中症の発症が少ないことが分かります。

また、2025年の月別の推移を見ますと、熱中症による診療件数は、5月から9月にかけて多くなっています。6月から急激に増え、7月にピークに達します。このように、熱中症のリスクは急速に高まる傾向がみられます。

2025年の夏は、仙台市においても、6月と7月の平均気温が観測史上最も高くなるなど、記録的な暑さとなりました。
こうしたことから、2026年以降も、夏の厳しい暑さは続き、ペットの熱中症や体調管理に十分な注意が必要になると予想されます。

犬・猫ともに熱中症は、初めての飼育で起こりやすい

アニコム損害保険が保険金請求データを分析した結果、犬・猫(0~3歳)ともに、初めて飼育する飼い主の方のもとで熱中症が起こりやすい傾向がありました。
犬・猫を初めて飼う方は、あらかじめ熱中症に対する理解を深めておくことが大事です。

犬・猫の熱中症に対する最大の予防は、「高温の環境に置かないこと」です。犬・猫の熱中症対策は、屋外だけでなく、屋内でも必要です。日本気象協会では、暑い日は、室内の風通しを良くして、室温を26℃以下にするなど、涼しい環境づくりを推奨しています。

前年に熱中症を発症した犬・猫は、翌年に再発するリスクが高い

また、前年に熱中症を発症した犬・猫(12歳まで)は、翌年に再発するリスクが高いことが分かりました。
過去に犬・猫が熱中症を経験したことのある飼い主の方は、その経験を踏まえた対策が必要です。

犬の熱中症では、口を大きく開けて「ハアハア」と激しい呼吸を繰り返す行動(パンティング)や、よだれが大量に出る様子がみられます。体が熱を帯びたり、目が充血したり、さらには、ぐったりとしていて呼びかけに対する反応が鈍くなったりすることもあります。飼い主の方は、こうした小さな変化も見逃さないことが大切です。

ペットの熱中症対策はしっかりと

アニコム損害保険では、獣医師・気象予報士と共同で開発した、犬と猫の「熱中症週間予報」を毎週、公式SNS(Instagram、X、Facebook)上で配信しています。仙台市を含む全国主要10都市の1週間の注意レベルを、「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階により表示しています。
また、ペット用の熱中症対策グッズも、各社から販売されています。

ペットの熱中症は、適切に対策することにより予防できます。
ペットの熱中症対策に、熱中症予報や熱中症対策グッズを活用されてみてはいかがでしょうか。

ここまで、お読みくださいまして、まことにありがとうございました。
皆さまと大切なペットちゃんのご健康とお幸せを、心からお祈りしています。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
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ペットのご遺体の安置のしかた 夏場に注意するポイント

2026年06月16日

ペットが息を引き取ってから火葬を迎えるまでの間は、飼い主の方の自宅でご遺体を安置するのが一般的です。
火葬は、ペット霊園などのプロに任せられますが、安置は、飼い主の方が自ら迅速に実行する必要があります。特に、夏場はご遺体が腐敗しやすくなるため、安置には注意が必要です。
そこで、本記事では、ペットの犬や猫のご遺体を安置する方法と、夏場の安置の注意点を解説していきたいと思います。

迅速に安置する

犬・猫は亡くなってから2~3時間後に死後硬直が始まるため、亡くなったら速やかにご遺体を安置する(整える)必要があります。
死後硬直は通常、手足から始まり、腹部、頭部といった順で広がっていきます。
ご遺体をそのまま放置しておくと、前肢・後肢が伸びたまま硬直してしまいます。その結果、ご遺体が箱や棺(ひつぎ)に納まらなくなるおそれがあります。それを防ぐために、ペットが亡くなったら、体にぬくもりが残っているうちに、ペット用シーツやバスタオルなどの上に静かに横たえ、なるべく早めに手足を胸の方にそっと寄せてあげましょう。

いったん安置したら、必要以上にご遺体を動かさないようにします。
ペットの目や口が開いている場合には、できる限り早い段階で、手でやさしく閉じてあげます。
頭とお尻の下にタオルや枕などを敷いて高さを設けると、ペットの体からの体液や排せつ物の流出・漏出を抑えられます。

ご遺体を清める

お湯でぬらしたタオルやガーゼで体をやさしく拭いて、きれいにします。犬・猫の場合、体を拭くだけでなく、ブラッシングして毛並みを整えてあげるなど、生前、日常的にしていたような手入れをしてあげてもよいでしょう。

ペットのご遺体には、死因などにもよりますが、人間や動物に感染する可能性のある細菌やウイルスが付着・繁殖している場合があります。ペットのご遺体に触れる際は、飼い主の方や他の飼っているペットへの感染症のリスクを避けるため、作業時はマスクや使い捨て手袋を着用するとともに、作業後は石けんで十分に手を洗うようにしましょう。

ペットの体を冷やす

動物の遺体は、時間の経過に伴い、腐敗していきます。特に腹部や頭部は、腐敗が早く進みます。
ペットのご遺体が傷むのを防ぐためには、涼しい場所に安置して、薄手のタオルやガーゼでくるんだ保冷剤やドライアイスなどを腹部や頭部に当ててペットの体を冷やすことが必要です。ペットの体を触ってみて、冷たいと感じるくらいであれば、ご遺体はしっかり冷却できています。

保冷剤を使用する際は、結露により水分が発生するため、ご遺体や安置場所がぬれてしまうことがあります。ご遺体に水分が付着すると、腐敗が進みます。保冷剤はタオルなどでしっかりくるんでから使用して、こまめに状態を確認しながら、必要に応じて、保冷剤やタオルなどを取り替えるようにしてください。
また、ドライアイスを使用する際は、気化した二酸化炭素を吸い込んで二酸化炭素中毒にならないよう、室内を十分に換気するといった注意が必要です。

夏場は、温度や湿度が高いため、冷房を効かせた部屋(18℃以下に設定するのが望ましい。)に安置するなどして、ご遺体の腐敗の進行を抑える必要があります。
冬場は、暖房していない涼しい場所に安置します。
例えば、小型犬や猫を自宅に安置する場合、一般に、夏は亡くなってから1~2日程度、冬は亡くなってから1~5日程度は安置することが可能です。ただし、これはあくまでも目安ですので、早めに火葬するに越したことはありません。

安置は、ペットと最後の時間を過ごす、かけがえのない機会です。
他方で、深い悲しみの中で作業することは、飼い主の方にとって、精神的にも身体的にも決して軽くない負担です。
正しい安置の方法を知って、落ち着いて安置を実行できれば、飼い主の方がご自身を責めることなく、穏やかにペットとのお別れを迎えられるでしょう。

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日本人で初めてチョコレートを食べた支倉常長

2026年05月20日

伊達政宗の命を受け、スペインおよびイタリアに使節として派遣されたことで知られる、仙台藩士・支倉常長。日本史の教科書にも登場する人物です。「慶長遣欧使節(けいちょうけんおうしせつ)」を率いた支倉常長は、日本人で初めてチョコレートを味わったとされています。
今回は、支倉常長にまつわる興味深いエピソードや、常長をもとに誕生したゆるキャラ、常長のお墓を紹介します。

チョコレートを飲んだ?

支倉常長らの慶長遣欧使節は、1613年(慶長18年)に、牡鹿郡(現在の石巻市)月の浦を出航。太平洋を渡りスペイン領メキシコを経由して、さらにメキシコから大西洋を横断しスペインに上陸しました。1615年(元和元年)にマドリードで、スペイン国王に謁見(えっけん)。そこで、常長は外交交渉に臨むとともに、教会で洗礼を受けます。次いで、イタリアのローマを訪れ、ローマ教皇の謁見にも成功します。

メキシコは、カカオの原産地です。スペインにおいても、16世紀にはチョコレートが伝わっていました。したがって、常長らがメキシコおよびスペインに滞在していた時期に、両地域ではすでにチョコレートが食されていました。このことから、常長らが「日本人で初めてチョコレートを食べた」という説があると考えられます。しかしながら、常長ら一行がチョコレートを味わったかどうかの記録は、全く残っていません。

また、当時のメキシコおよびスペインでは、チョコレートは飲み物として口にされていました。現在のような固形の食べるチョコレートが誕生するのは、19世紀半ばです。ですから、「日本人で初めてチョコレートを飲んだ」という表現が正しいのかもしれませんね。

常長の意志を受け継ぐ「チョコえもん」

常長は、現在の柴田郡川崎町支倉地区の出身です。
その川崎町に、常長をモチーフにした、ゆるキャラがいるのをご存じでしょうか。
その名も、「チョコえもん」。同町の観光PRキャラクターです。最近では、ミヤギテレビの情報番組『OH!バンデス』の人気コーナー「TAXIめし リターンズ」で、あの斉藤ブラザーズとも共演を果たしています。

「チョコえもん」というネーミングは、常長の本名「六右衛門(ろくえもん)」と、常長が日本人で初めて口にしたとされるチョコレートとをミックスさせたものです。「チョコえもん」が犬の“姿”をしているのは、常長の肖像画に犬が描かれているためです。ローマ教皇に謁見するためローマを訪れた際の姿をヨーロッパ人画家が描いたとされる、常長の肖像画「支倉常長像」には、つぶらな瞳の黒い犬が常長の足元にお座りしています。
ちなみに、「チョコえもん」の年齢は400歳以上だとか…

川崎町では、温泉から廃棄されるお湯の熱を利用したカカオ栽培に取り組んでいます。東北地方では初めてのカカオ生産の試みです。将来的には、育てたカカオを原料にしたチョコレートの商品化を目指しています。

ヨーロッパ最古の図書館に保管されている、常長の使用済み鼻紙

常長ら一行が船でスペイン・バルセロナからイタリア・ジェノバに渡る途中、嵐のため一時寄港したフランスの港町サン・トロペでは、一行の鼻をかんでは捨てる絹のような和紙の鼻紙をめぐって、現地の人たちがこぞって注目、先を争って拾った、というエピソードが残っています。和紙の鼻紙は、フランス人には高級品に見えたようです。捨てられた鼻紙の中でも、最も貴重視されたのは常長のものだったそうです。

この時、一行の使っていた鼻紙の実物は、ヨーロッパ最古の図書館であるローマの「アンジェリカ図書館」に保管されています。
また、鼻紙に使われていた和紙は、白石地方(現在の宮城県南部)が産地の白石和紙だったといわれています。白石和紙は、江戸時代、仙台藩により、産業の振興策として生産が奨励されていました。

仙台に眠る常長

常長は、努力にもかかわらず、目的が達成されないまま、1613年(慶長18年)の出航から7年後の1620年(元和6年)にようやく帰ってきます。そのころ日本では、キリスト教の弾圧や鎖国政策により、常長ら一行が牡鹿を出航した時とは国内の情勢が一変していました。常長は、仙台に帰ってから1年足らずのうちに、51歳で病死したとされます(五野井隆史. 支倉常長. 吉川弘文館, 2003.)。

常長のお墓といわれるものは、宮城県内に3か所あります。「北山五山」の1つである「光明寺」、常長のふるさとである川崎町の「円福寺」、そして、ひそかに隠居していたと伝わる黒川郡大郷町の山地(「支倉常長メモリアルパーク」付近)です。
「北山五山」とは、仙台城下を守る鬼門封じや関門として築かれたとされる5つの寺院の総称。寺院が多く点在する北山丘陵の東端にある光明寺(仙台市青葉区青葉町)は、伊達家初代当主・朝宗(ともむね)公の夫人の菩提(ぼだい)寺です。常長のお墓の脇には、慶長遣欧使節の案内役を務めた宣教師ルイス・ソテロの碑があります。

使節が持ち帰った資料は、「慶長遣欧使節関係資料」として国宝に指定され、仙台市博物館に所蔵されています。支倉常長の偉業を知るうえで貴重な資料が今も仙台で大切に残されているのは、天国に旅立った常長にとっても、せめてもの救いではないでしょうか。

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犬を飼っている子どもは幸福度が高い

2026年05月12日

犬は、古くから「人間の最良の友」として親しまれてきました。
最新の研究により、犬との生活が、子どもの心身の成長に良い影響を与えることが明らかになりました。思春期という多感な時期に犬を飼育している子どもは、飼育していない子どもと比べて幸福感が高く、社会性も豊かであると報告されています。
今回は、麻布大学などの研究チームが発表した研究成果をもとに、犬との生活が子どもの内面にどのような変化をもたらすのか、そのメカニズムについて、ひも解いていきます。

思春期に犬を飼育している子どもは、社会性や幸福感が高い

思春期は、人生において家族や友人などの周囲の環境から最も強く影響を受ける、大切な時期です。
思春期の子どもの健康・発達に関する、アジア最大規模の調査データを分析した結果、13歳の時点で犬を飼育している子どもは、1年後の14歳の時点において、情緒面や行動面での課題が少ない傾向にあることが分かりました。

具体的には、犬を飼っている子どもは、対人関係や感情のコントロールに関わる行動上の課題が統計的に低い水準にあることが示されています。犬と触れ合う時間は、ストレスや不安を軽減してリラクゼーションを促すとともに、他者との社会的な絆を強める効果があると考えられています。

このように、思春期に犬と過ごす経験は、孤独感を和らげ、ウェルビーイング(幸福感)を高めるために重要な役割を果たしているのです。

幸福度向上のカギは、愛犬との生活による微生物の変化だった

犬の飼育が子どもの幸福度を高める背景には、私たちの体に住み着いている微生物の変化が深く関わっていることが示唆されています。私たちは普段意識することはありませんが、体の中や表面には膨大な数の微生物が生息しています。これらは「微生物叢(びせいぶつそう)」と呼ばれます。最新の研究では、犬を飼っている家庭は飼っていない家庭と比べて、環境中の微生物が多様である結果、飼い主の微生物叢も豊かになることが報告されています。

特に、犬と飼い主が直接触れ合うなどの日常的な交流を通じて、口の中や腸内の微生物叢が変化することが分かってきました(なお、犬との身体的な触れ合いにあたっては、触れ合いの後の手洗いをはじめとした基本的な衛生管理を継続することが大切です。)。

今回の研究においても、犬を飼っている子どもの唾液に含まれる微生物叢を分析したところ、犬を飼っていない子どもとは異なる、特徴的な微生物のバランスを持っていることが確認されました。近年注目されている「脳腸相関」という考え方によれば、体内の微生物が生成する物質が脳に信号を送ることで、私たちの気分や不安、社会的な行動に影響を与えるとのことです。この考え方に基づくと、愛犬との生活による微生物叢の変化が、子どもの心の安定に寄与している可能性が高いのです。

子ども→マウスの微生物移植で、社会性の向上が確認された

微生物叢と幸福感との関係をより確かなものにするために、倫理的な手続きのもとで、犬を飼っている子どもの口内微生物を、特定の条件下で育てたマウスに移植して、その後の行動を観察しました。すると、移植を受けたマウスは、初対面のマウスに対して積極的に匂いを嗅ぎに行くなど、高い社会性を示すようになりました。また、身動きのとれない状況に置かれた仲間のマウスに対しても、心配そうに近づいて様子をうかがう「前関心」と呼ばれる、共感性に基づいた行動が増えることも確認されました。

さらに詳しく分析を進めると、社会性の向上には、特定の菌が深く関わっていることが突き止められました。この菌の量が多いほど、子どもたちの間では行動上の課題が少なく、マウスでは仲間への思いやりを示す行動が多く見られました。つまり、犬との生活を通じて子どもの体内に定着した特定の菌が、脳に働きかけて社会性や共感性を引き出している、という科学的メカニズムの一端が明らかになったと言えます。

ワンちゃんとの生活は、子どもの心と体を健やかに整えてくれる

「犬との生活が子どもの幸福度に良い影響を与える」という傾向には、感情的な結びつきだけでなく、体内の微生物叢の変化という生物学的なプロセスも関係していることが分かりました。思春期という大切な時期に、愛犬との触れ合いを通じて社会性や共感性が育まれることは、子どもの成長にとってかけがえのない糧となります。

もちろん、住環境やアレルギー、家族の事情など、さまざまな理由から犬を飼うことが難しいご家庭も多くあります。犬との生活はあくまでも、子どもの成長を後押しする要因のひとつです。犬のいない家庭では豊かな成長が得られない、ということではありません。動物との触れ合いの機会は、動物カフェや地域の動物ふれあいイベントなど、さまざまな形で得ることも可能です。

犬と暮らせる環境にある方にとっては、愛犬はまさに家族全員が笑顔で過ごせると同時に、子どもの心と体を健やかに整えてくれる、頼もしいパートナーと言えるでしょう。

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【参考文献】
〇 麻布大学によるプレスリリース. “イヌを飼育する児童の幸福度の上昇には細菌叢の変化が関与”. 2025-12-04.
https://www.azabu-u.ac.jp/topics/2025/1204_47472.html
(参照 2026-05-11).

しっぽ付き骨壺、さわれるご遺灰…… ペットの最新メモリアルグッズ3選

2026年05月06日

近年、インテリアにもなじむ、さまざまなペット専用メモリアルグッズが続々と登場しています。
今回は、ペットの最新メモリアルグッズを3つ厳選して、ご紹介したいと思います。

“もこもこしっぽ”が付いた、かわいい骨壺|『しっぽの骨壺』

一つ目は、しっぽが付いている、かわいい骨壺(こつつぼ)のご紹介です。
株式会社ドッコが販売する『しっぽの骨壺』には何と、最大336通りのカラーとサイズとのバリエーションがあります。同社は、2025年8月に設立。ペットの骨壷など、ペットの供養に関する商品を販売しています。

しっぽのカラーは、全42色です。毛色や模様をイメージして選べます。
しっぽの素材は、天然ウール。ふんわり、もこもことしたしっぽは、思わず触れたくなります。ウール部分は、1点ずつ、職人の手で仕上げています。丸みや毛並みなど、一つ一つ違うのが特徴です。

骨壷本体は、陶器から出来ています。佐賀県は嬉野(うれしの)の400年以上続く焼き物「肥前吉田焼」の新素材を使用することで、一般の磁器と比べて1.5倍の強度を備えています。
骨壷本体のカラーは、ホワイト、グレーから選べます。サイズは、2寸(約200cc)、3寸(約500cc)、4寸(約1000cc)、5寸(約2100cc)のラインナップ。チワワやミニチュア・ダックスフンドなどの小型犬から、柴犬などの一部の中型犬、猫やウサギ、ハムスターなどの小動物まで、幅広い種類のペットに対応しています。

長い間生活を共にしてきたペットの記憶は、背中の色、お腹の色、おでこの色、尻尾の色といった「色」としても、感覚的に残っています。『しっぽの骨壺』のしっぽの色合いや毛並み、模様は、ありし日のペットの姿を思い出させてくれることでしょう。

📌詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.rakuten.co.jp/docco/

ご遺灰をさわれる“石”に|『cocony(ココニー)』

株式会社OurPlanは、2025年12月に、ペットのご遺灰を“手のひらに収まる小さな石”にした『cocony』の販売を開始しました。
『cocony』は、飾ったり手に取って触れたりすることができる、白を基調としたミニマルなデザインが特徴です。子どもの手で持てるほどの大きさです。同社の代表が、海外で提供されているペットメモリアルのサービスからヒントを得て、開発しました。

『cocony』の素材は、日本を代表する陶磁器「美濃焼」の産地である岐阜県多治見地方の土がベース。化学物質を一切使わず、複数種の自然由来の土を独自に配合し、一つずつ丁寧に成形・焼成しています。そうすることで、落としても割れにくい“石”が出来ました。体重3kg程度の猫のご遺灰から、およそ10個の石がつくれます。表面を丁寧に磨き上げているため、手触りは滑らかです。

『cocony』は、棚に置く、デスクに飾る、写真のそばに添えるなど、置き場所を選ばず、暮らしの中になじみます。また、カビの除去や水の交換などが必要ありませんので、管理の手間が減らせます。

📌詳細は、こちらをご覧ください。
https://coconystone.com/ja

愛鳥との思い出を木に残す壁掛け型アイテム|『ペットメモリアルツリー』

最後に、小鳥のためのメモリアルグッズを紹介しましょう。
2025年9月に誕生した『ペットメモリアルツリー』は、壁を活用した収納家具ブランド「KABEMONO(カベモノ)」を展開する株式会社 MIYABIが手掛ける、壁掛けタイプの商品です。「小鳥が安らげる止まり木」をイメージしてデザインされています。ツリーに、小鳥をかたどったバードタグを飾ることで、愛鳥と過ごした証しを残せます。

メモリアルツリーに使われている素材は、天然の無垢(むく)材です。家具製作を手がける職人が、国内の工房で一つ一つ丁寧に仕上げています。木材の選定から加工・仕上げまで、手間を惜しまずに、つくりました。本物の木ならではの木目や色合いは、一つとして同じものはなく、オンリーワンの存在感を放ちます。

メモリアルツリーには、小鳥の形をしたタグを飾れます。タグには、愛鳥のお名前、誕生日や旅立ちの日といった日付を刻むことが可能です。複数羽の愛鳥と一緒に暮らしてきた飼い主の方も少なくありません。ツリーに一羽一羽重ねていくことで、愛鳥たちとの記憶を一つの景色として残していけます。

📌詳細は、こちらをご覧ください。
https://item.rakuten.co.jp/kg38b/ptmm-tre/

ペット用のメモリアルグッズは昨今、多様化しています。それにより、商品選択の幅が広がりました。ご自身のセンスや生活スタイルなどに合わせて、愛するペットにふさわしい商品を選んでみてはいかがでしょうか。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、ペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。位牌(いはい)、ペット用仏壇、メモリアルカプセルなどのメモリアルグッズも各種取りそろえ、皆さまをお待ちしています。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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ペットロスでも仕事は休めない

2026年04月22日

愛するペットを失ったことによって飼い主の方が体験する「ペットロス」。飼い主の方は、死別の悲しみや喪失感だけでなく、心身に不調をきたすこともあります。
本記事では、ペット関連の保険を扱うアイペット損害保険株式会社が、愛犬・愛猫と死別した経験があり会社に勤めている飼い主の方(1000人)を対象として、2025年11月に実施した「ペットロスが仕事に与える影響調査」の結果をご紹介します。

約7割の飼い主の方は、ペットを亡くした際に仕事を休んでいない

本調査では、実際にペットを亡くした際にペットロスになった経験がある飼い主の方は、67.6%いました。調査結果から、多くの飼い主の方がペットロスを経験していることが明らかになりました。

次に、「ペットを亡くした際、仕事を休んだか」を聞くと、73%の飼い主の方が「いいえ」と回答しました。
仕事を休まなかった理由は、「ペットの死を理由に休むのは理解されないと思った」が最も多く(41.0%)、「ペットの死を理由に休むのは良くないと思った」が続きました(26.2%)(複数回答可)。
調査結果から、ペットを亡くしたことを理由に仕事を休むのは、職場に理解されない、または良くない、と考える飼い主の方が一定の割合でいることが分かります。その根底には、日本人特有の遠慮の態度もあるのでしょう。「約7割の方が仕事を休んでいない(休めない)」という、ペットの死に接した飼い主の方を取り巻く社会の厳しい実態が浮き彫りになりました。

約7割の飼い主の方は、ペットロスで仕事のパフォーマンスが下がった

一方、「ペットロスが原因で仕事のパフォーマンスが一時的に下がった」と感じる飼い主の方は、68.5%いました。
続いて、「ペットロスが原因で仕事のパフォーマンスが一時的に下がった」と感じる飼い主の方に対して、ペットロスにより仕事に集中できなかった期間を尋ねたところ、1か月以上の方が約3割もいることが分かりました。

ペットロスにより約7割の飼い主の方が仕事に影響が生じているにもかかわらず、多くの方が仕事を休めない。休まずに仕事をしていても、集中できなかったり、パフォーマンスの低下を感じたりしている。全くおかしい話ですよね。そのようなコンディションでは当然、生産性は上がりません。会社側にもメリットはありません。何らかの対応は取れないのでしょうか。そこで一つ考えられるのが、ペットを飼っている従業員の方のための休暇制度の導入です。本調査では、「ペット休暇」の必要性についても聞きました。その結果を、最後にご紹介したいと思います。

約8割の飼い主の方は、「ペット休暇」の必要性を感じているが…

「ペット休暇」の必要性について尋ねた結果、「ペット休暇」は「あったほうが良いとは思うが、現実的には難しい」という回答が過半数(51.4%)を占めました。これに「必要だと思う」という回答(28.7%)を合わせると、約8割の飼い主の方が「ペット休暇」の必要性を感じています。しかしながら、「ペット休暇」の運用は現実的でない、と感じている飼い主の方が多いことが分かりました。

ペットを失った飼い主の多くの方は、仕事を休む選択を採らずに、コンディションが良くない状態で仕事をしています。その結果、仕事のパフォーマンスが落ちています。こうした悪い流れを断ち切るには、ペットを失った際に休暇を取得できる制度の導入だけでなく、
・ペットに対する職場の理解
・ペットや飼い主の方のケアに対応できる、柔軟な働き方の導入
などが必要なのではないでしょうか。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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仙台にもあった馬の慰霊碑

2026年03月24日

2026年の干支は、「午(うま)」です。そういうことで、馬に注目が集まっています。
そこで本記事では、午年にちなんで、馬の慰霊碑を取り上げ、その概要や、それが建てられた理由とともに、仙台市内にある馬の慰霊碑をご紹介します。

哺乳動物の中で最も多く残る馬の慰霊碑

哺乳動物の慰霊碑・供養碑のうち、最も多くつくられたのが、馬の慰霊碑・供養碑です。

現在、日本全国に多く残っている、馬の慰霊碑や供養碑は、明治時代以降につくられたものです。これらの碑は、日清、日露、日中、アジア・太平洋戦争に動員された軍馬のために建てられました。戦争において、馬は乗用(乗馬)だけでなく、軍需物資や食糧などを運ぶ輸送用としても利用され、特に悪路では人間とは比べものにならない力を発揮しました。時代が進むにつれ、欧米ではトラックなどに取って代わられるなか、日本の機械化は遅れていたため、日本陸軍にとっては、馬は依然として重要な輸送手段でした。
日中戦争およびアジア・太平洋戦争では、60万頭~70万頭もの軍馬が戦場に駆り出されたともいわれますが、そのほとんどが故国の土を再び踏むことはありませんでした。

馬の慰霊碑が建てられた理由は?

長野県波田町(はたまち。現在の松本市波田)にある「征清軍戦役馬 馬頭尊」は、明治時代以降につくられた馬の慰霊碑の中で古い碑の1つです。日清戦争勃発時に馬を供出した飼養者の百瀬元弥氏は、1895年(明治28年)、愛馬のために「馬頭尊」と刻んだ石碑を建てました。それ以後、軍馬への武運長久(戦いでの幸運が長く続くこと)の祈願、慰霊、感謝の表明のために、多数の軍馬の碑が日本各地に建てられました。

また、従軍した兵士にとって、馬は、過酷な戦場で苦労を共にし、死に直面しながら行動する運命共同体であり、戦友でした。兵士は、戦死した愛馬のたてがみを故郷に送って、家族に慰霊碑の建立を託すケースや、自身が命からがら帰還したあとに慰霊碑を建てるケースがありました。兵士の愛馬を思う気持ちは、飼養者のそれに勝るとも劣るものではありませんでした。

飼養者も兵士も、愛馬とは固い絆で結ばれていました。その絆は、愛馬との死別によって更に強くなっていったのです。

仙台にある馬の慰霊碑

仙台市内にも、馬の慰霊碑があるのをご存じでしょうか。
最後に、仙台城三の丸跡に建つ「仙台市博物館」(仙台市青葉区川内)の入口手前付近に設置された2つの碑を、紹介したいと思います。

◆ 満州事変軍馬戦没(歿)の碑

「満州事変軍馬戦没の碑」は、三の丸のお堀(長沼)の北側に立っています。満州(現在の中国東北部)から帰還した仙台の第二師団が、戦没した軍馬の霊を慰めるために、1933年(昭和8年)に建てました。その年の暮れには、慰霊祭が執り行われています。
現在の石碑は、戦後に移設されたものです。元々は、大手門脇櫓(わきやぐら)のすぐ近くにありました。大手門脇櫓は、大手門もろとも、1945年(昭和20年)の仙台空襲により焼失しました。2025年に仙台市教育員会が実施した、大手門跡とその周辺の発掘調査では、石碑の基礎部分が確認されました。
石碑には、「昭和六年九月十八日以降無言ノ戦士トシテ満洲事変ニ参加セシ第二師団下諸部隊戦病死馬八十七頭ノ霊ヲ合祀ス 昭和八年十二月 正六位勲六等 四竃仁邇書」と刻まれています。碑の末尾にある四竃仁邇(しかまじんじ。1863-1941)氏は、著名な馬政家の次男として仙台で生まれ、音楽教育と教員養成に尽力しました。晩年は、宮城県立の障がい者の学校長を10年にわたり務め、「関係教育の父」と慕われました。書道家としても高名でした。

◆ 軍馬・軍用動物彰忠塔

「満州事変軍馬戦没の碑」からレンガの道を西の方に少し歩くと、ひときわ大きい石塔が見えてきます。それが「軍馬・軍用動物彰忠塔」です。日清戦争から日中戦争の最中まで動員された軍馬と軍用動物の功労を顕彰するために、1940年(昭和15年)、宮城県産馬畜産組合らによって、追廻(おいまわし)練兵場に建てられました。
「軍用動物」とは、犬とハトのことです。戦時には、馬のほかに、多数の犬や伝書バトも軍用に利用されました。なお、旧仙台陸軍墓地の常盤台霊苑(仙台市青葉区小松島)には、「満洲独立守備歩兵第二大隊慰霊の碑」の横に「軍馬・犬・鳩供養塔」があります。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、ペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
「いずみペット霊苑」では、年に2回(通常、3月と10月)、合同慰霊祭を開催しています。「いずみペット霊苑」は、火葬したら終わりではありません。火葬後も、飼い主の皆さまのペットに対する思いを届ける場を提供することで、心のケアができるよう、飼い主の皆さまに寄り添います。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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ペットの理想的な納骨

2026年03月17日

近年では、ペットが亡くなると、火葬して供養するのが一般的になっています。ペットのご遺体を1体ずつ個別に火葬する「個別火葬」の場合、火葬後に、お骨が飼い主の方の元に返されます。そのお骨は、どのように扱えばよいのでしょうか。今回は、ペット火葬後のお骨の一般的な扱い方として、納骨方法についてお話ししたいと思います。

納骨にはどんな方法があるの?

ペットの納骨法には主に、次の5つがあります。
自宅に安置する
お墓に埋葬する(個別埋葬、合同埋葬)
納骨堂に安置する(専用スペースにお骨を個別に安置する。)
散骨する(お骨を海や山などにまいて供養する。)
樹木葬により埋葬する(お骨を山林の樹木の根元に埋葬したり、墓石の代わりに樹木を植えたりする。)

このように、納骨の方法は、さまざまです。「どれが正解」というものは、ありません。いくつかの方法を比較検討したうえで、ご自身が最も納得できるものを選ぶのが重要です。
ここでは、自宅安置、個別埋葬および合同埋葬について、それぞれ、説明していきます。

● 自宅安置

お骨を自宅に安置して、骨壷(こつつぼ)と一緒にペットの写真やお花を飾ったり、ペット専用の仏壇や仏具を用意したり、お線香をあげたりして供養します。そのやり方には、特に決まりはありません。最近では、ペット専用の仏壇・仏具は、デザインが豊富です。「和」を過度に強調しない、インテリアになじむものや、スタイリッシュなものも増えています。
お骨をそばに置きますので、常にペットと一緒にいたい方や、毎日お参りしたい方などには適しています。ほかの納骨法と比べて、費用がかからないのもメリットです。

● 個別埋葬

ペット専用の墓地には、「個別墓地」と「合同(共同)墓地」があります。ここではまず、個別墓地での納骨から説明していきます。
個別墓地は、ペットのご遺体を1体だけで埋葬します。ペットの個別墓は、人間のお墓と同じ形式ですが、人間のものよりもやや小型です。個別墓地では、ペット霊園などの墓地エリアの区画を利用する契約を結んだあと、その区画内に墓石やプレート状の墓標などを設置して納骨します。区画の広さや墓石の大きさなどで、値段が変わります。ペットの個別墓の墓碑銘は、「ありがとう」「やすらかに」「愛犬〇〇」のように、個性に富んだものが多いことが特徴です。
自宅に安置できない方や、費用は多少かかっても人間と同じように供養したい方などには、おすすめです。

● 合同埋葬

次に、合同墓地での納骨についてです。
合同墓地は、ほかのペットと一緒に埋葬して、共同慰霊碑や供養塔などを建てます。多くの場合、小鳥やハムスターなどの小動物から、大型犬まで一緒に入れます。「1つの大きめのお墓を複数のペットが共有する」といったイメージです。費用は、個別墓地よりも安くなります。
費用面のほか、「ペットを飼っていた家族が代替わりした時に、管理する者がいなくなる」「自分が来られないときでも、仲間と一緒ならさみしくないと思った」といった理由で、合同墓地を選択した方もいます。このような理由は、ちょっと考えたときに、「永続的な管理を放棄した」「ペットだからこその選択ではないか」とも受け取れます。しかしながら、ペット霊園が執り行う慰霊祭や供養祭には、その開催を連絡すると、たいていのご家族は欠かさず参列するとのことです(佐藤千尋. ペットの死後に見えてくるもの:現代日本におけるペット供養. 東北学. 2006, no. 9, p. 68-80.)。

多くのペット霊園では近年、春・秋のお彼岸の時期などに年に数回、慰霊祭や供養祭を開催しています。
ペットの慰霊祭や供養祭では、似通った心情と境遇に置かれた飼い主の方々が一堂に集まって、亡くなったペットに思いをはせます。こうした場を通して、ペットとの思い出を共有することにより、飼い主の方は気持ちの整理がしやすくなります。また、ペットの死を実感することで、ペットロスの緩和にもつながります。

「いずみペット霊苑」におきましても、年に2回(通常、3月と10月)、合同慰霊祭を開催しています。「いずみペット霊苑」は、火葬したら終わりではありません。火葬後も、飼い主の皆さまのペットに対する思いを届ける場を提供することで、心のケアができるよう、飼い主の皆さまに寄り添います。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、ペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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