近年、地球温暖化などの影響により、熱中症のリスクが高まっています。暑い時期になると、連日、熱中症関連のニュースを見聞きします。人間だけではなく、ペットの犬や猫も、熱中症対策が必要になっています。
ペット保険を手掛けるアニコム損害保険株式会社は、保険金請求データを基に、犬・猫の熱中症の傾向を分析しています。今回は、同社の分析結果から、
・2025年における熱中症による犬・猫の診療件数
・犬・猫の飼育経験と熱中症発症率との関係
・前年に熱中症を発症した犬・猫の翌年の再発リスク
について、紹介したいと思います。
保険金請求データを基にしたアニコム損害保険の集計では、2025年の熱中症による診療件数は、犬が1439件、猫が191件でした。猫は、犬と比べて、熱中症の発症が少ないことが分かります。
また、2025年の月別の推移を見ますと、熱中症による診療件数は、5月から9月にかけて多くなっています。6月から急激に増え、7月にピークに達します。このように、熱中症のリスクは急速に高まる傾向がみられます。
2025年の夏は、仙台市においても、6月と7月の平均気温が観測史上最も高くなるなど、記録的な暑さとなりました。
こうしたことから、2026年以降も、夏の厳しい暑さは続き、ペットの熱中症や体調管理に十分な注意が必要になると予想されます。
アニコム損害保険が保険金請求データを分析した結果、犬・猫(0~3歳)ともに、初めて飼育する飼い主の方のもとで熱中症が起こりやすい傾向がありました。
犬・猫を初めて飼う方は、あらかじめ熱中症に対する理解を深めておくことが大事です。
犬・猫の熱中症に対する最大の予防は、「高温の環境に置かないこと」です。犬・猫の熱中症対策は、屋外だけでなく、屋内でも必要です。日本気象協会では、暑い日は、室内の風通しを良くして、室温を26℃以下にするなど、涼しい環境づくりを推奨しています。
また、前年に熱中症を発症した犬・猫(12歳まで)は、翌年に再発するリスクが高いことが分かりました。
過去に犬・猫が熱中症を経験したことのある飼い主の方は、その経験を踏まえた対策が必要です。
犬の熱中症では、口を大きく開けて「ハアハア」と激しい呼吸を繰り返す行動(パンティング)や、よだれが大量に出る様子がみられます。体が熱を帯びたり、目が充血したり、さらには、ぐったりとしていて呼びかけに対する反応が鈍くなったりすることもあります。飼い主の方は、こうした小さな変化も見逃さないことが大切です。
アニコム損害保険では、獣医師・気象予報士と共同で開発した、犬と猫の「熱中症週間予報」を毎週、公式SNS(Instagram、X、Facebook)上で配信しています。仙台市を含む全国主要10都市の1週間の注意レベルを、「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階により表示しています。
また、ペット用の熱中症対策グッズも、各社から販売されています。
ペットの熱中症は、適切に対策することにより予防できます。
ペットの熱中症対策に、熱中症予報や熱中症対策グッズを活用されてみてはいかがでしょうか。
ここまで、お読みくださいまして、まことにありがとうございました。
皆さまと大切なペットちゃんのご健康とお幸せを、心からお祈りしています。
仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。
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ペットが息を引き取ってから火葬を迎えるまでの間は、飼い主の方の自宅でご遺体を安置するのが一般的です。
火葬は、ペット霊園などのプロに任せられますが、安置は、飼い主の方が自ら迅速に実行する必要があります。特に、夏場はご遺体が腐敗しやすくなるため、安置には注意が必要です。
そこで、本記事では、ペットの犬や猫のご遺体を安置する方法と、夏場の安置の注意点を解説していきたいと思います。
犬・猫は亡くなってから2~3時間後に死後硬直が始まるため、亡くなったら速やかにご遺体を安置する(整える)必要があります。
死後硬直は通常、手足から始まり、腹部、頭部といった順で広がっていきます。
ご遺体をそのまま放置しておくと、前肢・後肢が伸びたまま硬直してしまいます。その結果、ご遺体が箱や棺(ひつぎ)に納まらなくなるおそれがあります。それを防ぐために、ペットが亡くなったら、体にぬくもりが残っているうちに、ペット用シーツやバスタオルなどの上に静かに横たえ、なるべく早めに手足を胸の方にそっと寄せてあげましょう。
いったん安置したら、必要以上にご遺体を動かさないようにします。
ペットの目や口が開いている場合には、できる限り早い段階で、手でやさしく閉じてあげます。
頭とお尻の下にタオルや枕などを敷いて高さを設けると、ペットの体からの体液や排せつ物の流出・漏出を抑えられます。
お湯でぬらしたタオルやガーゼで体をやさしく拭いて、きれいにします。犬・猫の場合、体を拭くだけでなく、ブラッシングして毛並みを整えてあげるなど、生前、日常的にしていたような手入れをしてあげてもよいでしょう。
ペットのご遺体には、死因などにもよりますが、人間や動物に感染する可能性のある細菌やウイルスが付着・繁殖している場合があります。ペットのご遺体に触れる際は、飼い主の方や他の飼っているペットへの感染症のリスクを避けるため、作業時はマスクや使い捨て手袋を着用するとともに、作業後は石けんで十分に手を洗うようにしましょう。
動物の遺体は、時間の経過に伴い、腐敗していきます。特に腹部や頭部は、腐敗が早く進みます。
ペットのご遺体が傷むのを防ぐためには、涼しい場所に安置して、薄手のタオルやガーゼでくるんだ保冷剤やドライアイスなどを腹部や頭部に当ててペットの体を冷やすことが必要です。ペットの体を触ってみて、冷たいと感じるくらいであれば、ご遺体はしっかり冷却できています。
保冷剤を使用する際は、結露により水分が発生するため、ご遺体や安置場所がぬれてしまうことがあります。ご遺体に水分が付着すると、腐敗が進みます。保冷剤はタオルなどでしっかりくるんでから使用して、こまめに状態を確認しながら、必要に応じて、保冷剤やタオルなどを取り替えるようにしてください。
また、ドライアイスを使用する際は、気化した二酸化炭素を吸い込んで二酸化炭素中毒にならないよう、室内を十分に換気するといった注意が必要です。
夏場は、温度や湿度が高いため、冷房を効かせた部屋(18℃以下に設定するのが望ましい。)に安置するなどして、ご遺体の腐敗の進行を抑える必要があります。
冬場は、暖房していない涼しい場所に安置します。
例えば、小型犬や猫を自宅に安置する場合、一般に、夏は亡くなってから1~2日程度、冬は亡くなってから1~5日程度は安置することが可能です。ただし、これはあくまでも目安ですので、早めに火葬するに越したことはありません。
安置は、ペットと最後の時間を過ごす、かけがえのない機会です。
他方で、深い悲しみの中で作業することは、飼い主の方にとって、精神的にも身体的にも決して軽くない負担です。
正しい安置の方法を知って、落ち着いて安置を実行できれば、飼い主の方がご自身を責めることなく、穏やかにペットとのお別れを迎えられるでしょう。
仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。
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