愛するペットを失ったことによって飼い主の方が体験する「ペットロス」。飼い主の方は、死別の悲しみや喪失感だけでなく、心身に不調をきたすこともあります。
本記事では、ペット関連の保険を扱うアイペット損害保険株式会社が、愛犬・愛猫と死別した経験があり会社に勤めている飼い主の方(1000人)を対象として、2025年11月に実施した「ペットロスが仕事に与える影響調査」の結果をご紹介します。
本調査では、実際にペットを亡くした際にペットロスになった経験がある飼い主の方は、67.6%いました。調査結果から、多くの飼い主の方がペットロスを経験していることが明らかになりました。
次に、「ペットを亡くした際、仕事を休んだか」を聞くと、73%の飼い主の方が「いいえ」と回答しました。
仕事を休まなかった理由は、「ペットの死を理由に休むのは理解されないと思った」が最も多く(41.0%)、「ペットの死を理由に休むのは良くないと思った」が続きました(26.2%)(複数回答可)。
調査結果から、ペットを亡くしたことを理由に仕事を休むのは、職場に理解されない、または良くない、と考える飼い主の方が一定の割合でいることが分かります。その根底には、日本人特有の遠慮の態度もあるのでしょう。「約7割の方が仕事を休んでいない(休めない)」という、ペットの死に接した飼い主の方を取り巻く社会の厳しい実態が浮き彫りになりました。
一方、「ペットロスが原因で仕事のパフォーマンスが一時的に下がった」と感じる飼い主の方は、68.5%いました。
続いて、「ペットロスが原因で仕事のパフォーマンスが一時的に下がった」と感じる飼い主の方に対して、ペットロスにより仕事に集中できなかった期間を尋ねたところ、1か月以上の方が約3割もいることが分かりました。
ペットロスにより約7割の飼い主の方が仕事に影響が生じているにもかかわらず、多くの方が仕事を休めない。休まずに仕事をしていても、集中できなかったり、パフォーマンスの低下を感じたりしている。全くおかしい話ですよね。そのようなコンディションでは当然、生産性は上がりません。会社側にもメリットはありません。何らかの対応は取れないのでしょうか。そこで一つ考えられるのが、ペットを飼っている従業員の方のための休暇制度の導入です。本調査では、「ペット休暇」の必要性についても聞きました。その結果を、最後にご紹介したいと思います。
「ペット休暇」の必要性について尋ねた結果、「ペット休暇」は「あったほうが良いとは思うが、現実的には難しい」という回答が過半数(51.4%)を占めました。これに「必要だと思う」という回答(28.7%)を合わせると、約8割の飼い主の方が「ペット休暇」の必要性を感じています。しかしながら、「ペット休暇」の運用は現実的でない、と感じている飼い主の方が多いことが分かりました。
ペットを失った飼い主の多くの方は、仕事を休む選択を採らずに、コンディションが良くない状態で仕事をしています。その結果、仕事のパフォーマンスが落ちています。こうした悪い流れを断ち切るには、ペットを失った際に休暇を取得できる制度の導入だけでなく、
・ペットに対する職場の理解
・ペットや飼い主の方のケアに対応できる、柔軟な働き方の導入
などが必要なのではないでしょうか。
仙台市泉区の「いずみペット霊苑」は、犬・猫をはじめとするペットの火葬から、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
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