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ペットにかまれた! 犬、猫、ハムスターにかまれたときの注意点

2024年02月20日

環境省の報告によれば、日本全国で毎年4000件以上の犬にかまれる事故[咬傷(こうしょう)事故]が発生しています。咬傷事故を起こす原因動物の大多数は、犬(66%)と猫(28%)です。これに、ハムスターなどが続きます。ただし、咬傷事故は、報告されていないケースも多くあるため、実際には、報告されている件数の数倍発生していると想定されます。死亡例もありますので、無視できません。
そこで今回は、犬、猫、ハムスターにかまれたときに注意すべき点をご説明します。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/files/r04/2_3_1.pdf

犬にかまれたときの注意点

犬は、猫よりも歯が鋭くないものの、かまれたときの傷は大きくなりがちです。咬傷時に強い衝撃や圧迫を受けて、皮膚と筋肉の組織が破壊されることも多くあります。さらに、腕をかまれた場合には、反射的に腕を引いてしまうと、衝撃や圧迫による損傷に加えて、引きはぎ損傷が生じる可能性があります。
犬が物をかむ力を侮ってはいけません。犬の本気のかむ力は、鉄板を貫くほどとの報告例もあるくらい強力です。猫と比べて、より深部の血管損傷を伴う咬傷事故は、犬のほうが多く報告されています。
犬にかまれたときは、皮膚上の表面的な傷だけでなく、血管、筋肉や腱(けん)、神経なども損傷している可能性があることに注意する必要があります。かまれた際に負った傷の痛みのほかに、傷口より深い部分にも違和感がある場合には、問診の際に医師にその旨を伝えるようにしましょう。

猫にかまれたときの注意点

猫は、犬と比べて、歯が鋭くなっています。そのため、猫にかまれると、猫の口の中にすむ細菌[口腔(こうくう)内常在菌]が傷口から組織の深い所まで入り込んで、感染症を起こす可能性が高くなります。
猫による咬傷では、犬による咬傷と比較して、患者自身が軽症と判断して医療機関の受診を控えたり、受診が遅くなったりするケースが多いことが報告されています。具体的には、医師の診察を受けるまで、犬による咬傷では平均0.46日に対して、猫による咬傷では平均1.64日もかかっています。しかしながら、猫にかまれた後、医療機関の受診を控えたり、受診が遅くなったりするのは、良くありません。犬・猫にかまれた後24時間以内に受診した場合と比べて、かまれた後24時間以降に受診した場合では、感染率が3倍以上に増えるためです。
猫にかまれたときは、傷口から感染する可能性が高いため、かまれたら、なるべく早く医療機関で見てもらうことが大切です。

ハムスターにかまれたときの注意点

ハムスターにかまれた場合、傷が小さいことなどから、医療機関を受診することは、あまりありません。また、傷が深い所まで及ぶことも少ないため、感染症の心配もほとんどありません。
ハムスターにかまれたときに注意しないといけないのは、「アナフィラキシー」と呼ばれるアレルギー反応です。ハムスターなどのネズミの仲間の唾液(だえき)には、アレルギー反応を起こすタンパク質が含まれています。傷口からハムスターの唾液が体内に入ると、アレルギー反応によって、じんましんや腹痛といった軽度の症状にとどまらず、ぜんそく症状や呼吸困難などの激しい症状を起こすこともあります。ハムスターにかまれて心肺停止に至った、という報告例もありますので、油断は禁物です。
ハムスターにかまれたときは、傷そのものだけでなく、アナフィラキシーにも注意する必要があります。ハムスターにかまれた後、容体が急変する可能性もあります。くしゃみや鼻水が止まらない、皮膚にかゆみや赤みがあるなど、症状が軽めの場合でも、放置せずに、医療機関で適切な処置を受けたほうがよいでしょう。

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