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ペットのご遺体を安置する際の注意点

2023年10月17日

ペットが息を引き取ってから火葬を迎えるまでの間は、亡くなったペットと飼い主の方が自宅で一緒に過ごす、最後のひとときです。
火葬の日取りと場所が決まったら、ペットが生前お気に入りだった場所などにご遺体を安置して、飼い主の方はできる限り、ご遺体のそばにいてあげたいものです。
今回は、飼い犬や猫のご遺体を安置する際の注意点と準備しておきたいアイテムについて、取り上げます。

迅速に安置する

犬・猫は亡くなってから2~3時間後に死後硬直が始まるため、亡くなったら速やかにご遺体を安置する(整える)必要があります。
死後硬直は通常、手足から始まり、腹部、頭部といった順で広がっていきます。
ご遺体をそのまま放置しておくと、前肢・後肢が伸びたまま硬直してしまいます。その結果、ご遺体が箱や棺(ひつぎ)に納まらなくなるおそれがあります。それを防ぐために、ペットが亡くなったら、体にぬくもりが残っているうちに、愛用のマットやバスタオルなどの上に静かに横たえ、なるべく早めに手足を胸の方に優しく折り曲げてあげましょう。

ペットの体を冷やす

動物の遺体は、時間の経過とともに、腐敗していきます。特に腹部や頭部は、腐敗が早く進みます。
ペットのご遺体が傷むのを防ぐためには、涼しい場所に安置して、薄手のタオルでくるんだ保冷剤などを腹部や頭部に当ててペットの体を冷やすことが必要です。ペットの体を触ってみて、冷たいと感じるくらいであれば、ご遺体はしっかり冷却できています。
特に夏場は、冷房の効いた部屋に安置するなどして腐敗の進行を抑える必要があります。一方、冬場は、暖房していない涼しい場所に安置します。小型犬を自宅に安置する場合、一般に、夏は亡くなってから1~2日程度、冬は亡くなってから1~5日程度は安置することが可能です。

正しく安置するために準備しておきたいアイテム

ペットのご遺体を正しく安置するために、ぜひ準備しておきたいアイテムがあります。それは、次に掲げるものです。

箱または棺

ペットのご遺体を納めるために、丈夫な段ボール製や木製などの箱や棺が必要です。ペットよりも一回りくらい大きいサイズのものがよいでしょう。適切なサイズの箱や棺がない場合には、シーツやブランケット(毛布)の上にご遺体を安置しても構いません。

ビニールシートまたはペット用シーツ、新聞紙

箱や棺の底に敷きます。安置している間に、ペットの体から排せつ物や体液が漏れ出ることがありますので、ビニールシートやシーツは防水性または吸水性のあるものが適しています。

バスタオルまたはブランケット

ペットのご遺体を包むのに使います。バスタオルのほかに、ミニサイズのブランケットでも代用が可能です。

保冷剤またはドライアイス

前述しましたとおり、ペットのご遺体の腐敗を防止するために、保冷剤またはドライアイスを用意します。

ご遺体に水分が付着すると、腐敗が早まります。そのため、保冷剤などは薄手のタオルやガーゼで包むか、ビニール袋に入れるとよいでしょう。
なお、ドライアイスを使用する際は、気化した二酸化炭素を吸い込んで二酸化炭素中毒にならないよう、室内の換気を十分にするなどの注意が必要です。

ペットのご遺体をできる限り安らかな状態に保ちながら火葬に臨むには、正しい安置の仕方を知ることが大事です。
今回の記事が少しでも皆さまのお役に立てたのであれば、幸いです。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。

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