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テクノロジーでペットを幸せに 「ペットテック」

2024年07月23日

「ペットは家族の一員」という考え方の広まりや、ペットの高齢化の進行などにより、ペットケアに関する高品質の商品・サービスが増えています。そのような状況下で、IoTやAIといったテクノロジーを活用してペットの飼い主を支援する「ペットテック」が近年、急速に進歩しています。
新型コロナウイルス禍が落ち着き、外出の機会が増えたことで、ペットテックへの関心が高まっています。住まいに関するSNS「ルームクリップ」では、ペットテックに関するさまざまな商品の2023年の検索水準が、コロナ禍前の2019年の7〜10倍以上になっています。
そこで今回は、「ペットテック」を取り上げ、その種類と代表的な商品をご紹介します。

ペットテックとは?

「ペットテック」とは、以前から存在するペット関連の商品やサービスにIoTやAIといったテクノロジーを組み合わせて、従来にはなかった便利さや価値を提供する商品やサービスをいいます。量販店などでは、「ペット家電」と称して商品が販売されていることもあります。
ペットテックを活用することで、大切なペットの健康を守ると同時に、飼い主の手間や負担も軽くなります。その結果、ペットにとっても、飼い主にとっても、快適な暮らしをサポートできます。
ペットと長く暮らしていくために、ペットと共に生活するうえで生じる不安や悩み、不便さをテクノロジーの力によって解消できるペットテックは今後ますます、需要が高まっていくことが予想されます。

ペットテックの主な種類

犬・猫の熱中症の初期症状としては、次のようなものが挙げられます。
ペットテックは主に、5種類に分類されます。その内容を次の表にまとめました。

【ペットテックの種類】

分類商品・サービス例
オンラインコマースペットのフードやおやつ、消耗品などのオンライン販売、オンラインによる各種サービスの提供
ハードウエア見守り用ウェブカメラ、双方向・電動式玩具など
健康管理とトラッキングウエアラブルデバイス、健康モニター、運動量測定器、トリミング用品、身元確認など
自動化自動給餌器・自動給水器、自動ドア・自動フェンス、自動清浄機能付きトイレなど
プラットフォーム(C2C※1、MOM※2)ペットホテルの予約、ペットシッターのマッチングアプリ、獣医師との相談アプリなど

※1 個人(一般消費者)の間で行う取引をいいます。
※2 異なるプラットフォーム間でアプリケーション同士が双方向に情報をやり取りするためのソフトウェアをいいます。

上の表にあるとおり、ペットテックといっても、その内容は多種多様です。近年、ペットや飼い主の行動パターンは、一様ではなく、多様化・複雑化しています。それに伴って、さまざまな商品やサービスが登場しています。

ペットテックの代表例

最後に、ペットテックの代表的な商品をご紹介したいと思います。ホームセンターや家電量販店のほか、インターネット上でも入手可能なものをピックアップしました。

ペットカメラ(見守りカメラ)

ペット専用の見守りカメラは、ペットテック商品の中でも特に人気があります。外出先でも、スマートフォンの画面から、ペットの様子をリアルタイムで見たり、ペットに声をかけたりすることができます。
最近のペットカメラは、さまざまな機能が充実しているのが特徴です。例えば、映像を録画してダイジェストとして編集してくれる商品は、忙しい時でも短時間でまとめてペットの様子を確認できます。また、動いたものを検知(動体検知)して自動的に録画する機能を搭載した機種も増えています。
「旅行先からでも猫の様子を見られて、便利さを実感した」と言うペットカメラのユーザーの方もいます。ペットカメラがあれば、自宅を長時間留守にしていても安心ですね。

自動給餌器(オートフィーダー)

自動給餌器は、設定した時刻に、設定した量のフードを与えてくれます。留守中でも安心なのはもちろん、決められた量を正確に給餌できるため、ペットの食事管理、ひいては健康管理にも役立ちます。
ペットには、フードだけでなく、水も切らさずにあげる必要があります。そうしたことから、自動給餌器と自動給水器がワンセットになった商品もあります。
旅行する際、以前は、ペットを動物病院に預けていたという自動給餌器のユーザーの方によれば、「自動給餌器を導入してみると、ペットも問題なく利用できた。そのため、高額でペットの嫌がる動物病院にわざわざ預ける必要がなくなった」とのこと。自宅でのペットの世話を自動化することによる恩恵を享受している方も多くいます。

スマートトイレ(全自動トイレなど)

猫がトイレに入ると、センサーが感知して、自動的に排せつ物を処理してくれるトイレがあります。それが、全自動トイレです。保護猫を飼われている、経済評論家の勝間和代さんも、自身の動画チャンネルにおいて、全自動トイレが便利で役立っていると、おススメされていました。全自動トイレは常時、トイレを清潔な状態に保ってくれます。トイレ掃除の手間が減らせるだけでなく、ニオイもあまり気にならなくなります。
全自動トイレのほかにも、猫の毎日の尿量や排尿回数などのデータを分析することにより、アプリを通じて猫の健康管理ができるセンサー付きのペットトイレもあります。
このように、それまでは把握が難しかったペットの健康状態を管理できる商品も登場しています。

ペットは、癒しの対象であるとともに、人生の相棒です。
愛するペットとは、1日でも長く過ごせるようにしたいもの。
ペットテックを活用して、大切なペットと安心して触れ合う時間をさらに作ってみてはいかがでしょうか。

仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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