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ペットも大切な家族 ペットの七五三・初詣をご紹介

2024年01月23日

「ペットは家族の一員」という考え方が広がるにつれて、自分の子どもと同じように、ペットの七五三や初詣をする飼い主の方が増えています。
こうした背景のひとつには、現在、日本国内で飼育されている犬と猫の数が、人間の子どもの数を上回っている、という事実があります。
今やペットは、子どもと同じように大切な存在となりました。ペットにも「大事な節目はお祝いしてあげたい」と、飼い主の方は考えるようになってきています。
そこで今回は、ペットの七五三・初詣を実施している神社を、いくつかご紹介したいと思います。

市谷亀岡八幡宮(東京都新宿区)

市谷亀岡(いちがやかめがおか)八幡宮は、「生類憐(あわれ)みの令」を出したことで有名な江戸幕府第5代将軍 徳川綱吉の母 桂昌院らから、厚い信仰を得ていました。そのゆかりもあって、動物に優しい神社として知られています。三柱のご祭神は、生き物を守ってくれる神様です。
同神社では、2000年からペットの初詣を始めました。2023年のペットの初詣は、予約を上限の700組まで受け付けるほどの人気ぶりでした。犬・猫のほかに、ウサギ、小鳥、カメ、フェレット、ハムスター、イグアナ、ヤギ、ミミズクも、ご祈願を受けます。
ペットの七五三は、2008年から実施しています。同神社でペットの七五三をする飼い主は、毎年350組以上。2023年に同神社で子どもなどの七五三をした人は約50組だったことから、ペットの七五三は、人間の子どもよりも、はるかに数が多いことがわかります。七五三以外にも、同神社は、ペットと一緒に、病気回復や手術成功といった諸祈願もしてくれます。

湊稲荷神社(新潟県新潟市)

新潟市の信濃川河口の船着き場近くにある湊稲荷神社は、回して願掛けをする珍しい「回るこま犬」が鎮座していることで有名です。昔、花街の女性たちが、港から船乗りが出て行かないように、こま犬を回し頭を西の方角に向けて荒天を祈願したところ、西風が吹いて出帆どころではなくなった、という言い伝えがあります。それをきっかけに、さまざまな願いを持った人たちが訪れる神社となりました。
同神社がペットの七五三を始めたのは、2020年。2023年の秋は、5組が七五三をしました。2022年からは、地元の犬・猫専用オーダーメイドの着物店とコラボして、ペットがレンタルの晴れ着を着て写真を撮影できるようになりました。犬・猫、小動物の健康長寿祈願や病気回復祈願も受け付けています。

今宮神社(埼玉県秩父市)

近年、パワースポットとして人気の高い、埼玉県秩父市の今宮神社(通称は秩父今宮神社)。同神社では、くぐると疫病を払うとされる「茅(ち)の輪」を、ペット用に設置しています。2015年に、夏の間だけ、夏の風物詩「茅の輪くぐり」のため、ペット用の直径約1メートルの茅の輪を設置しました。2020年からは、新型コロナウイルス感染症の影響により、いつでもくぐれるように年中、茅の輪を設置しています。
皆さまのご近所にも、ペットの七五三や初詣などを実施している神社があるかもしれません。そのような神社に心当たりがあって、ペットと一緒に参拝する予定がある場合は、普段の散歩のコースにその神社を入れて、ペットをあらかじめ環境に慣らしておくとよいでしょう。

ペットの七五三や初詣などについては、一律のルールはありません。しかしながら、動物が苦手な参拝者もいます。ペットを連れて参拝する際には、例えば小型犬であれば境内ではだっこするかカートに入れて運ぶなど、周りの参拝者への配慮が必要です。

ペットは、家族のような存在です。大切なペットだからこそ、悔いを残さずに、きちんとしたお別れをしてあげたいですね。
仙台市泉区の「いずみペット霊苑」では、ペットの火葬、納骨、供養まで、スタッフ一同、心を込めてサポートいたします。
仙台でペットの火葬のこと、お墓のことをお考えの方は、「いずみペット霊苑」までお気軽にご相談ください。

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